会計

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「厳密な発生主義」と「決算時のみ発生主義」のメリット・デメリット

日々の経理において、収益・費用は発生主義で記帳するのが原則です。厳密には収益は「実現主義」という方法ですが、この記事ではまとめて発生主義と書いておきます。発生主義というのは、取引の発生に基づいて収益・費用を計上する方法を言い、売掛金・買掛金...
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決算処理ではまず資産・負債の金額を証拠書類に合わせる

決算処理では期中の仕訳を見直し、また決算仕訳を行って各勘定科目を正しい金額にしなければなりません。場合によっては膨大な量となる処理です。今日は、この決算処理をどのように行えばよいか書きたいと思います。1、まず証拠書類がある資産・負債の金額を...
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車両売却時、廃棄時のリサイクル料(預託金)についての仕訳

以前に車両を購入した際の仕訳について、以下の記事に書きました。この記事の中で、以下のような請求書の例をあげて車両購入時の仕訳(消費税は税抜処理)を示してました。●車両価格    4,860,000円(税込)●税金・保険  自動車税     ...
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決算時に「現金」の帳簿残高と実地残高が合わない場合の対処方法

会社や個人事業の日々の取引を現金で行うことがあります。銀行取引やクレジットカードを使うことも多いですが、現金取引もある程度はあるでしょう。日々の取引は会計ソフトに記帳しますが、現金残高のチェックは毎日行うのが理想的です。①帳簿残高・・・帳簿...
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利益は差額概念、従業員のモチベーションにもなる指標

利益が出た、出ないって商売をやっている人はよく言います。社会人になってから、よく利益利益って聞いていたので、会計事務所への転職前から最低限のことぐらいは分かっていたつもりです。そして、会計事務所に転職して日々帳簿と向き合うようになってから、...
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簿記についての実務と資格試験の違いを自分の経験から説明

実務における簿記と日商簿記や税理士試験の簿記論のような資格試験における簿記は、全てが同じわけではありません。簿記の基本については資格試験の勉強で学ぶことができますが、実務での使い方は実務の中でしか身に付きません。今日は簿記について、実務と資...
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固定資産の修理・改良等のために支出した金額 「修繕費」となるもの、「固定資産」となるもの

固定資産を購入して何年か使用した後に、修理・改良等を行うことがあると思います。その際に支出した金額をどのように扱うのか?についてですが、金額が 10万円未満(消費税について、税抜処理を採用している場合には税抜で)であれば、「修繕費」として費...
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借入金の返済について、元金の返済は費用にはならないが利息の支払いは費用になる

事業を行うためには当然資金が必要です。場合によっては、金融機関から借入をしなければなりません。借入金の返済は、基本的には毎月行うことになるのでけっこうインパクトが強いです。さて、たまにされることがある質問が「この借入金の返済に際して出ていく...
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車両を購入した時の仕訳、費用化できるものは費用化する

会社で社用車として、車両を購入することがあると思います。車両を購入する時に、ディーラーから出される請求書を見たことがある方は分かると思いますが、支払額の内訳は複雑になっています。この請求書を元に、仕訳を起こさなければなりません。今日は、車両...
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源泉徴収義務者の年末調整と翌年還付に関する仕訳

年末調整と翌年還付について、以前に記事にしたことがあります。源泉徴収義務者である法人又は個人事業主は、経理業務において所得税の源泉徴収と納税について「仕訳」をする必要があります。私が会計事務所に勤務し始めたばかりのころ、この年末調整と翌年還...
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減価償却費の会計・税務上の取扱いについて整理

建物、機械装置、車両運搬具などの固定資産を購入した場合には、その期に取得価額を全額費用化することはできません。購入した期に全額費用化したら、その年だけがその後の年と比べて、極端に利益が小さくなってしまいます。固定資産の恩恵は購入した期だけで...
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法人と個人事業主の車両売却の仕訳の違い

法人も個人事業主も、日々の取引の仕訳をして記録して行くことに変わりはありません。ただ、同じ取引をした場合でも法人と個人事業主で、仕訳の仕方が若干異なる場合があります。今日は、車両(固定資産)を売却した場合を例にとり、法人と個人事業主の仕訳の...
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個人事業主のみが使う勘定科目「事業主貸」「事業主借」「元入金」の処理

個人事業主は会社の役員などと比べて、事業と生活の距離が近いです。基本的には、預金口座は事業用と生活用で別々にしておくなど、事業と生活は区別している人が多いと思います。ただ、個人事業主には「給料を貰う」という概念は無く、事業で貯めたお金を生活...
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売掛金の消し込み 売上額と入金額が異なる場合の処理

会計事務所で勤務し始めた頃は、資産・負債科目の消し込みがよく分かりませんでした。資産・負債科目のうち、発生時に計上した金額を後日消し込むことになるのは、売掛金、買掛金、未払金などです。商品を売り上げた時には(借方)売掛金 21,600 / ...
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複式簿記の仕訳の基本 増えれば定位置・減れば逆

経理職、会計事務所の業務では簿記は不可欠です。簿記を勉強し始めた頃は、「仕訳」がなかなか感覚的に馴染まず苦労しました。。今日は複式簿記の基本である仕訳について説明したいと思います。Youtube に動画もアップしているので、参考にしてくださ...
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図解 消費税の納税の仕組み

日々の生活の中に、当たり前に溶け込んでいる消費税。普通に生活していれば、「税込〇〇円」「税抜○○円」 という表示はほぼ毎日どこかで見かけます。物を買う場合であれサービスを受ける場合であれ、対価性があるものに対してお金を支払うときには消費税も...
クラウドファンディング

購入型クラウドファンディングの会計・税務上の取扱いについての検討

以前に一度クラウドファンディングについて、以下の記事に書きました。起案者がサポーターから資金を集めて、その資金を元に事業を行い成功したらサポーターにリターン品を与えるという仕組みです。ここ数年で知られるようになったクラウドファンディング(以...
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個人事業を承継した場合の会計処理、確定申告など

実家が事業を営んでおりそこで働いている息子が、相続により事業を承継することはよくあると思います。事業主である父親が亡くなり、息子が事業を相続することになった場合、今度は息子が新たに個人事業主となりますがその際に息子がどのような会計処理等を行...
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