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修士論文(税法論文)の作成に必要な Word の使い方、執筆を効率化するショートカットキー


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これまで、修士論文(税法論文)の作成に必要な Word の使い方について、記事にしてきました。

今日は、執筆を効率的に行えるようにするために、便利なショートカットキーを紹介したいと思います。

特に、後半で説明する

「Ctrl + F」・・・検索
「Ctrl + G」・・・ジャンプ

この2つは「単語や文章を探す手間」「ページ移動の手間」を省くことができるのでとても有用です。

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1、使用頻度が高いショートカットキー

以前に Excel のショートカットキーについて説明しましたが、これらのショートカットキーは Word でも使えます。

「Ctrl + S」・・・上書き保存

文章を少しでも編集したら「Ctrl + S」を押すというのを習慣にすると良いです。

上書き保存できます。

最近は少ないですが、万が一データが落ちたりしたら、最後に保存したところからやり直しになるので、常に最新状態で保存しておくようにしましょう。

「Ctrl + C」⇒「Ctrl + V」 ・・・コピー&ペースト

文章を選択して「Ctrl + C」を押せばその部分をコピーでき、その後に貼り付けたい場所にカーソルを合わせて「Ctrl + V」を押せばペースト(貼り付け)することができます。

*あくまで、自分が作成したファイル内で行って下さい。インターネット上の文書をコピー&ペーストする行為は、論文の作成上絶対にやってはいけないことです。

「Ctrl + X」⇒「Ctrl + V」 ・・・切り取り&ペースト

文章を選択して「Ctrl + X」を押せばその部分を切り取ることができ、その後に貼り付けたい場所にカーソルを合わせて「Ctrl + V」を押せばペースト(貼り付け)することができます。

「Ctrl + Z」・・・1つ前に戻る

操作を1つ前に戻すことができます。

誤って文章を消してしまったときでも、慌てずに「Ctrl + Z」を押しましょう。
消す前に戻ることができます。

なお、「Ctrl + Z」を押した回数だけ操作が戻ることになります。

「Ctrl + Y」・・・1つ先に進む

操作を1つ先に進めることができます。

「Ctrl + Z」によって、操作を戻し過ぎてしまった場合に使います。

例えば、2つ前の操作前に戻したかったのに「Ctrl + Z」を3回押してしまい、戻し過ぎたときは「Ctrl + Y」を1回押すことで、1つ操作を進めます。

「Ctrl + A」・・・全ての文章を選択

フォントを一括で換えるときなどに便利です。

文章を書いているうちに、様々に混ざってしまったフォントを統一したい場合があるかと思います。

その場合、まず文章中のどこかで 「Ctrl + A」を押せば、全てのページの全ての文章が選択されます。

この状態で、メニューバーの「ホーム」からフォントを選択すれば、一括でフォントを変更することができます。

なお、この「Ctrl + A」は

本文中で押すと、全てのページの全ての本文が選択されます。

また、脚注領域の中で押すと全てのページの全ての注記が選択されます。

「Ctrl + P」・・・プリントアウト(PDF 化)

印刷したいときは「Ctrl + P」で印刷画面が開きます。

word で書いた文章をメールで送るために PDF 出力したい場合も多いと思うので、そのようなときには便利です。

2、ページ数が多くなってから便利なショートカットキー

「Ctrl + F」・・・検索

単語や文章を検索したいときに使えます。

「Ctrl + F」でナビゲーションウインドウが開くので、検索したいキーワードを入力します。

これにより、全てのページの全ての文章(脚注を含む)の中で、キーワードと一致する箇所が黄色で色付けされます。

ナビゲーションウインドウの「▽」を押していくと、キーワードと一致する箇所を上から下に、順番に選択することができます。
また、「△」を押すと逆に、下から上に順番に選択していきます。

また、「Ctrl + F」 でナビゲーションウインドウを開いて「ページ」と書かれたところを押せば、サイドバーにページの一覧が表示されます。

サイドバーなので画面は小さいですが、ページのだいたいの雰囲気は分かります。
サイドバー内で移動したいページを選択すれば、そのページの編集をすることができます(右側にそのページが出てくる)。

「Ctrl + G」・・・ジャンプ

指定したページに飛びたいときに使えます。

「Ctrl + G」を押すと「検索と置換」ウインドウの中の「ジャンプ」を選択した状態になるので、ここでページ番号を入力して「ジャンプ(T)」を選択(Enter キーでも良い)します。
これで、指定したページまで一気に飛ぶことができます。

ページ数が増えてくると、1枚1枚ページをスクロールしていたらページの行き来がすごく大変なので、これを使うと便利です。

例えば、全40ページの論文の5ページ目を編集した後に、後ろの方の36~40ページあたりを編集したくなったとします。
編集したいページ数をはっきり覚えてなかった場合、とりあえず「Ctrl + G」で38ページまで飛んでから前後を探すようにすれば、ページ移動の手間を省けます。

3、まとめ

以上、執筆を効率化するショートカットキーについて説明しました。

「Ctrl + S」・・・上書き保存
「Ctrl + C」・・・コピー
「Ctrl + X」・・・切り取り
「Ctrl + V」・・・ペースト
「Ctrl + Z」・・・1つ前に戻る
「Ctrl + Y」・・・1つ先に進む
「Ctrl + A」・・・全ての文章を選択
「Ctrl + P」・・・プリントアウト(PDF 化)
↑これらは、Word に限らずExcel、powerpoint など他のアプリでも使うことができるショートカットキーです。

日ごろ使ってない方は、この機会に覚えてしまっても良いと思います。、

また

「Ctrl + F」・・・検索
「Ctrl + G」・・・ジャンプ

検索とジャンプの機能は、単語や文章を探す手間を省いてくれます。

探す時間ってすごく無駄なので、これらの機能は頻繁に使いました。

作業を効率化するために頻繁に使う機能だからこそ、ショートカットキーを覚えてしまった方が良いでしょう。