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簿記1級を勉強してた時に分かった競争試験の本質


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私は、税理士になるまでに、まず日商簿記1級に合格し受験資格を得てから税理士試験を受験しました。

さて、2012年に日商簿記1級を勉強しはじめた頃は、長い間試験勉強というものから離れていたので感覚を取り戻すのが大変でした。

色々とネットで情報を集めているうちに、競争試験の本質を理解できる動画を見つけて、意識が高まったのを覚えています。

士塾という茨城県の日立市にある簿記学校の先生、後藤充男さんが Youtube にアップされている動画です。

これを見ると競争試験の本質を理解でき、その後の税理士試験を受ける際にも参考にさせて頂きました。

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1、競争試験は相対試験、強敵は無限に現れる

簿記2級までの絶対試験と違い、1級は相対試験です。

絶対試験は極論を言えば受験した全員が合格し得るけど、相対試験は決まった割合の人数しか合格できないようになっています。

簿記1級は合格率がだいたい 10~15%なので、そこに入るための競争試験となるわけです。

難しい国家資格のような競争試験では、正しい勉強の仕方を知っていて実行できる人が合格していくものだと思います(運もありますが)。

後藤さんは動画の中で勉強の仕方が上手い人のことを勉強強者と呼んでいました。

そして、その勉強強者が合格して抜けて行っても、次の試験のときにはまた新しい勉強強者が受験してくるから、合格できない人はいつまで経っても合格できないと言っていました。

合格するためには、自分も勉強強者にならなければならないということです。

2、自分が強くなるためには「考えながら勉強」することが大事

さて、この勉強が上手な勉強強者が他の人と何が違うか? ということについて言っていたのが、「考えながら勉強」することができるという点です。

多くの人が暗記型の勉強をしてしまうところ、難関資格に合格する人は理解型の勉強をすることができると。

何でも覚えて対応しようとするのではなく、しっかり理解することは確かに大切ですし、こういう場合はどうなるのだろう? と自問自答しながら学習しなければ応用力も身に付きません。

また、問題を解く順番や解き方、時間配分などをよく研究し、自分に合ったやり方を模索して確立することも大事です。

簿記1級も税理士試験も、そして税法免除の大学院も、総じて考えながら勉強する習慣を身に付けないと結果を出せないものだと、改めて振り返るとそう思います。

3、仕事も考えながらやることが大事

さて、ここから先は自分への戒めでもあるのですが、仕事も考えながらやることが大事だと思っています。

自分がどういう強みを身に付けたいか? それをどのように身に付けるか? その強みは人に必要とされていることか? など、日頃から考える必要がありますし、日々の業務の進め方にしても改善に改善を重ねるべきものです。

日々目の前のことに追われるとついつい考えることを怠ってしまう自分がいます。

それではいけないんですよね。

ブログの発信ももっと考えながらやらなければいけません。

4、まとめ

これから簿記1級や税理士試験のような競争試験に挑む人にはおすすめの動画です↓

「考えながら勉強」することの大切さを教えて頂きました。

そして、今でも「考えながら仕事」をすることの大切さに改めて気付かされます。

編集後記

昨日(11/26)は仕事の後に歯医者に行き、寝ている時に歯を強く噛み締めないようにするためのマウスピースを受け取ってきました。

自分では全然自覚がなかったのですが、寝ているときに口を強く閉じているようでその影響で歯茎の位置が上がってきているということでした。。。

元の状態に戻すための早めの措置ということ。歯の健康にも気を付けたいものですね。