税理士試験の勉強をしているときは、隙間時間をかき集めて勉強に当てていました。
隙間時間は単発では短いですが、かき集めればけっこうな時間になります。
1、ストップウォッチを使って勉強時間を計ったことにより分かった隙間時間の多さ
以前に記事に書きましたが、税理士試験の勉強期間中自分を追い込むためにストップウォッチで勉強時間を計って Excel シートに記録していました。
週ごとの勉強時間の目標を立てて、それを達成できるように毎日の勉強時間を調整していました。
自分に強制力を働かせるために有効だったのですが、これを繰り返すことで気付いたことがあります。
それは隙間時間の多さです。
ある1日の勉強時間を測定した結果を一例としてあげます。時間の単位は分です。
平成27年1月14日
3
16
15
6
4
60
45
4
68
20
32
一日の中で勉強できる時間を見つけたらすかさず教材とストップウォッチを取り出して、ストップウォッチをオンにして勉強して、やめたらオフ。
少しの時間でも理論マスターを数行読むことぐらいはできます。
これを繰り返し勉強時間を記録しました。なお、記録したのは単純に時間(分単位)だけです。いつのタイミングで計測したかまでは記録しませんでした。
上に示した時間(分単位)のうち、30分以下の短い時間がけっこうあるのが分かると思います。
・朝のわずかな時間
・電車での移動時間
・休憩時間
・昼休み
・
・
隙間時間は一日の中でもけっこう発生するものです。
そして、これらを集めればけっこうな時間になります。
上の例で言えば 30分以下の時間を合計すると
3+16+15+6+4+4+20 = 68(分)
隙間時間だけで1時間以上の勉強時間を捻出できています。
働きながらの勉強となると、隙間時間をかき集めて少しでも勉強時間を増やすことはとても大事なことで、間違いなく有効なやり方でした。
2、隙間時間でインプット&アウトプット
勉強時間をストップウォッチで計ったことを通じて、隙間時間の多さを知りました。
そして、それを無駄にしないことの大切さを実感しました。
試験勉強が終わった今は、隙間時間をインプットとアウトプットに使っています。
隙間時間でのインプット
自分にとってのインプットは
・税務、会計の勉強
・ITの勉強
がメインです。
自分が前から気になっていることをネットで検索したり、他の人のブログを読んだりして勉強しています。
特にブログは1つの記事を読むのにそれほど時間がかからないため、隙間時間に読むのに適しています。
他の税理士の方の記事やITを専門的にやっている方の記事は大変参考になります。
よく購読するブログがいくつかあり、いつも勉強させて頂いてます。
隙間時間でのインプットにはスマホも大活躍です。移動時間など PC を広げれないときには特に。
隙間時間でのアウトプット
一方で隙間時間をアウトプットに使うこともあります。
そのアウトプットというのは、ブログのことですね。
一日の中でまとまった時間をいつも確保できるとは限りません。
デフォルトでブログを書くためのまとまった時間を確保するようにするという考えもあるかもしれませんが、今のところそのようにはしていません。
隙間時間でブログを書くときはスマホを使っています。
この上の数フレーズも隙間時間を使ってスマホで書いたものです。
一応自分にとってブログは仕事の一部と考えていますが、業務時間中は本来の業務もあります。
家に帰ってからも、子供の宿題を見たり多少の家事をやったりはするので、夜遅くになるまでがっつり時間を確保するのは難しいです。
隙間時間を使わない手はありませんね。
3、まとめ
税理士試験の勉強を始める前は、隙間時間を大して意識したことはありませんでした。
仕事で出張する際の電車の中などは大抵寝てました(笑)
税理士試験の勉強を始めてからは、電車の中で寝ることは無くなりました。
眠くても時間がもったいないので踏ん張って起きるようにしていました。
繰り返しになりますが、試験勉強中はそうしないと時間をかき集めることができませんでした。
そして、その経験が現在にも生きていると思います。
試験勉強中みたいにストップウォッチで時間を計測することはしていませんが、隙間時間は無駄にはしていないつもりです。
スマホを見ている=時間の無駄
という考えもあるかもしれませんが、必要な情報を取るためにスマホを見るのであれば全然問題ないし、自分は非常にありがたいツールとして使いまくってます。
時間の確保は今後も改善を積み重ねる必要があると思うので、日々意識していきたいところですね。