静岡県三島市の税理士、松井元(@hajime_matsui)です。
こんにちは!
今年も税理士試験の結果発表の日が来ました。
自分も受験していたときは、毎年この日になるとそわそわして落ち着かなかったのを思い出します。
落ち着かず何も手につかなくてもいいと思う
多くの人は、この金曜日から月曜日にかけて試験結果が郵送されて来ると思います。
東京在住の人はだいたい金曜日に届くようですが、その他の地方だといつ来るかは分かりません。
年によっても異なります。
私は3回受験しましたが、毎年送られて来る日は違いました。
結果が分かるまではそわそわして落ち着かず、仕事も手につきませんよね?
私も、金曜日は特に仕事しながらネットの掲示板を見てばかりいたことを覚えています。
「受かった」「受からない」の書き込みに一喜一憂していました。
いける! いやダメかも、、、みたいにです。
それでも金曜日中に結果が分かればいいのですが、そうでない場合は落ち着かない週末を過ごすことになります。
いつ通知が送られて来るかは、こちらはコントロールしようがありません。
どっと構えて待てない自分にイラッとしたりしましたが、今思えばそれは仕方がないことだと思います。
人生賭けて試験を受けていたわけですからね。
すべてを犠牲にして勉強時間を確保していました。
通信でしたが、たまに東京のTACで模試を受けに行った際に教室で昼休みになると何時間も外に行ったきり帰って来ないグループの人達とか見たりしましたが、そういうお気楽受験組(ごめんなさい。。)の人達の何倍も勉強をしていた自負はありました。
一年間真剣に勉強してきた人ほど落ち着かないのは当たり前です。
ですので、今日この日を迎えている受験生にも「どっと構えて待て」みたいなことは言えません。
落ち着かない自分をそのまま受け入れて下さい。
大人になってから涙した瞬間
2015年12月は、自分が最後に税理士試験を受けた年(既に大学院に入学していた)でした。
この年に受験した国税徴収法に合格したことを知ったときは、とめどなくなく涙が流れたことを思い出します。
大人になってから涙を流すことなど無かったのですが。
普段感情的になることおは少ない人間だとは思いますが、このときだけは安堵しきった気持ち、嬉しい気持ち、多くの人に迷惑かけた自責の念など、色々な気持ちが交錯して涙が出てきました。
紆余曲折の末に勤めていた会社を飛び出した日のことも思い出しました。
税理士を目指す選択が正しかったのか? ずっと分からない自分がいたのですが、何もかもが肯定されたような気持になりました。
残念ながら不合格になってしまった方へ
残念ながら不合格になってしまった方は、もう一度勉強をし直さなければなりません。
私自身、早々に大学院に行ってるので、税理士試験の受験は3回しかしていません。
そんな私が言うのはおこがましいところもあるかも知れませんが、不合格になった経験がある身としてお話しさせて頂きたいことが1つあります。
不合格になってしまった科目は、基礎から徹底的に勉強し直してください。
基礎を疎かにしないことが税理士試験で一番大事なことですので、今一度それを意識して頂いた方が良いと思います。
一通り学習を終えているというアドバンテージは、次の本試験のときにはほぼ無いぐらいに考えて頂いた方が良いと思います。
初学者でも一年間で力を付けてくる人はいくらでもいるからです。
経験者が陥りがちな難しい問題を極める方向には進まないように注意して頂きたいです。
まとめ
結果を待っている方は落ち着かないと思いますが、落ち着かない状態を受け入れて下さい。
それで仕方がないと思います。
合格された方、おめでとうございます!
そして、残念ながら不合格になってしまった人は、先に書いたことを忘れずに次に進んでいただきたいと思います。
ついでに、税法2科目免除のための大学院のことについてはこちらの動画でもお話ししておりますので、よろしければ参考にして下さい↓
編集後記
昨日(12/12)は、終日法人の決算報告と、月次報告の準備をしていました。
また、執筆のご依頼を受けている会計人コースのゲラのチェックを少しだけ行いました。
週末に終わらせるつもりでいます。