税理士試験の勉強期間中、勉強机の左前方に常に2つの紙っぺらを置いていました。
1つは「TAC の税理士試験の合格祝賀会パーティーの写真」
そしてもう1つは「読み飛ばし読みこぼし、絶対にしない!!」と書いた紙っぺら。
・・・字も下手だし、落書きもあります。。
さて、これら2つの紙っぺらですが、どちらも税理士試験に対する自分の意識を高めるために、常に見えるところに置いておいたものなんです。
1、すべてをやり遂げた自分をイメージできるようにする
まず、1つめの「TAC の税理士試験の合格祝賀会パーティーの写真」ですが、
平成24年に、これから税理士試験の勉強をはじめるにあたり、TAC から取り寄せた試験講座のパンフレットの表紙に使われてた写真です。
まず目先は簿記1級をパスしなければならないけど、その先に税理士試験が待ってました。
ハードルが高すぎる試験だという話しは聞いていたので、そんな試験に挑む自分を激励するために机の見えるところに置いておくことにしました。
合格祝賀パーティーという、税理士になれる人達の集まりの場にいる自分を強くイメージするようにしました。
勉強が思うように行かずしんどい時にはその写真を手に取り、じっと眺めました。
写真に写ってる方々、1人1人輝いて見えました。
自分も早くそこに行かなくては!!と気を取り直しては自分を奮起させました。
この写真がいつも見えるところにあることで、自分のモチベーションを維持できたと思います。
このあたりのことは Youtubeでも動画をアップしていますので、参考にして下さい。
2、読み飛ばし読みこぼしによるケアレスミスが多い自分への警告
これは簿記論の勉強中に、ケアレスミスが多すぎる自分に憤って、紙に書いたものです。
結局、簿記論が終わってからもずっと置いておきました。
「読み飛ばし読みこぼし、絶対にしない!!」
今思えば、簿記論に限らずまるで税理士試験のテーマのような気がします。
ケアレスミスの有無で合否が割れる試験なので、極力減らす努力をしなければなりません。
そして、ケアレスミスを減らすためには、それを強く意識しなければダメです。
何となくミスが減るということはありません。
ケアレスミスについては、対策をしました。
ただ、ケアレスミスの原因で最も多かったのが「読み飛ばし読みこぼし」だったので、自分に対して特に強く警告することにしました。
これも、机の上に置いておくと常に目に入るので、さすがに意識するようになりました。
答練の前など、毎回「読み飛ばし読みこぼし」に気をつけなきゃな!と思いながら臨むようになりました。
結局、ケアレスミスはゼロにはなりませんでしたが、かなり減らせました。
3、まとめ
毎日、この2枚の紙っぺらを見てました。
税理士試験が終わって、修士論文を書き終るまで。
勉強机に向かえば嫌でも目に入りました。
どれほどのものかは分かりませんが、資格に訴えることには効果があると思います。