タイトルのとおり、プログラミングの敷居は年々下がってきていると感じています。
昔と比べ、プログラミングのイメージはどんどん明るくなってきており、こういうチラシ↓を見かける機会も増えました。
1、明らかに理系の分野だった 1990年代後半から 2000年代前半
自分がはじめてプログラミングに触れたのは中学3年生の技術の授業でした。
BASIC というアニメーションを作ったりすることができる言語でした。
中学の授業では1学期間触っただけでしたが、面白かったので高校に入ってからもしばらく趣味的に続けてました。
高校ではプログラミングの授業は無かったですし、自分でやっているという人もほとんどいませんでした。
その後、大学は工学部の機械工学科に進みました。
情報系ではなかったのですが、多少はプログラミングの授業がありました。
FORTRAN という数値解析に使われる言語と、C言語という制御用の言語です。
大学4年生になり研究室に入ってからは、データ解析のため FORTRAN を本格的に使いはじめました。
当時は PC が普及しはじめた頃で、プログラミングは明らかに理系の専門分野とされておりました。
Web 上にもそれほど情報が無かったので、分からないことは教科書を調べるか人に聞いて解決するしかありませんでした。
世間のプログラミングに対する印象はマニアックの一言だったと思います。
2、今は Web 上にたくさん情報がころがっている
さて、私が最近記事にしているマクロ(Excel VBA)の勉強を始めたのは会計事務所に転職した 2012年からです。
勉強をスタートした頃に感じたことは、10年前と比べて Web 上にプログラミングの情報が明らかに増えているということでした。
そして、今もなお増え続けています。
昔はプログラミングについて分からない部分を調べるのは至難の技でしたが、
最近は、必ず誰かが Web 上でコードをアップして丁寧に解説して頂いてます。
これはプログラミングを学習する上でも、実務上で活用する上でもとてもありがたいことです!
Web 上でアップされたプログラミングコードを、参考にして自分用にアレンジすることで、自分がやりたいことがかなり手っ取り早く実現するようになりました。
自分自身の Excel VBA の学習のための情報源は、大部分が Web でした。
本も使いましたが、Web の方が必要な箇所にフォーカスして情報を引っ張り出せるので使いやすいです。
Web 上に情報が増えた影響もあると思うのですが、少し前は完全に理系の分野だったプログラミングをやる人が増えている印象があります。
今やプログラミングスキルに理系も文系も関係ないですね。
3、2020年のプログラミング必修化
2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されるという話がありますよね。
週にどれだけの内容をどれだけの時間かけてやるのかまだ詳細は分かりませんが、いずれにせよ国レベルでプログラミングに対する意識が変わってきたということではないでしょうか。
プログラミングってどの言語を使うにも、大事なのは「慣れ」なので、頭が柔らかい小学生のうちから触れておくのはいいことだと思います。
日頃からプログラミングに触れることが当たり前だった子達が成長すれば、もはやプログラミングは特殊スキルではなくなります。
スマホをいじるのと同じぐらいの感覚で触れるようになるでしょう。
ほとんどの若い人が当たり前にプログラミングができる時代が20年後には来るのではないでしょうか。
日本の生産性を向上させるためにも良いことだと思います。
4、まとめ
プログラミングに関する情報は Web 上で溢れ、今後小学校でも必修化されていきます。
かつては超マニアックな分野と考えられていましたが、今は別に専門職でなくてもやる人が増えてきている印象があります。
会計事務所や経理職でも使えて絶対に損は無いので、「何かスキルを身に着けたい」という方に私はおすすめします!