税理士試験の受験日が近づいてきましたね。
ギアをマックスにして、ラストスパートかける時期です。
国税徴収法の理論暗記は、この時期も繰り返さなければなりません。
試験日直前の2日間には、理論マスター(厚さ 1cm ぐらい)の暗記を一回転させました。
1、記憶を鮮明に保てるのは3日が限度
国税徴収法の理論暗記は、開講から試験前まで何回も何回も繰り返しました。
黙読、Word 打ち、手書きなど様々な暗記法方の混ぜながら対応しました(直前期は手書きの割合が高かったです)。
回数を数えたわけではないのですが、理論マスター1冊をおそらく30回転以上はしたと思います。
理論暗記を繰り返せば繰り返すほど確実に暗記の精度は上がっていきます。
普段は一つの論点を3日以上は間が空いて、暗記のやり直しをしてきました。
暗記を繰り返すとかなりの精度で覚えれるのですが、それでも抜けてしまうキーワードがあったりします。
残念ながら記憶に「完璧」というものは存在しないのだと思います。。
ただそうは言っても、本試験にはほぼ「完璧」な状態で臨みたいもです。
理論暗記を繰り返すうちに感じたことは、どれだけ暗記の精度を高めても記憶を「鮮明」に保てるのは3日が限度だということです。
なので、本試験日に暗記精度を完璧に近い状態にできるように、本試験日の直前2日間で理論を黙読で一回転させることにしました。
(手も動かしておかなければならないので、答練の解き直しをして書く練習もしていました。)
2、最後の最後まで理論マスターを手放さない
試験日直前の数日は仕事の休みをもらい、ラストスパートをかけました。
名古屋で受験(吹上ホール)だったので、数日間は名古屋駅近くの東横インに宿泊し、日中は主にTAC 名古屋校まで出向いて勉強しました。
先に書いた理論マスターの黙読は、TAC の自習室か喫茶店でやるようにしました。
理論暗記の良いところは、場所を問わずにできることです。それは本試験直前でも変わりません。
もともと日頃から、勉強のためにファミレスや喫茶店に行くことが多かった(特に休日)ので、本試験日の直前も同じようにしていました。
自分の場合、同じ勉強をするでも、場所を変えるといい気分転換になりました。
理論暗記の黙読については、本当に厳密に言えば本試験の開始直前まで理論マスターを手放さずに黙読し直していました。
平成27年
●8月18(火) 理論マスター黙読、答練の解き直しなど
●8月19(水) 理論マスター黙読、答練の解き直しなど
●8月20(木)当日 朝のみ理論マスター黙読
最後の最後は、最大瞬間風速で乗り切ることも考えましょう。
3、まとめ
国税徴収法はご存知の通り、理論が大部分を占める科目なので、暗記の精度を高めることは非常に大事です。
暗記精度を完璧にするのは不可能でも、完璧に近い状態は作れます。
「理論マスター1冊を2日で一回転」させることを、ラストスパートとしてお勧めします。