静岡県三島市の税理士、松井元(@hajime_matsui)です。
こんにちは!
10/18(水)に、静岡大学で学生向けの講義を担当させていただきました。
教員養成大学寄附講座の第3回で、テーマは「税の歴史」でした。
静岡大学教育学部の講座「社会科教育特論Ⅱ」(税理士との租税教育)にて『税理士による租税講座』の中の1講義です。
教員養成大学寄附講座
昨年、一昨年と静岡大学で『税理士による租税講座』の講師を担当しました。
今回も税理士会の会務であることは同じなのですが、過去2年のものとは趣旨が異なります。
将来学校の先生になる教育学部の学生に向けて、教育の場で税金について教えれる人材を育成するためのものです。
税理士会の租税教育推進委員会の理事をやられてる先生が、何名か講師が必要と話が出たときに、私を推薦して下さいました。
こうして大変有難いことに、3年連続で静岡大学で講師をやらせていただく機会をいただいたのでした。
税の歴史は未知のテーマ(?)
今回の講座で税理士が担当するテーマは以下の5つがあり、割り振りは希望を出すことができました。
◯税の歴史
◯財政支出/国家の収入について
◯税の配分について
◯税理士による模擬授業
◯税理士の方とのトークセッション
あまり考えずにパッと見で「税の歴史」を選んだところ、希望の通りになりました。
しかし、いざ準備をはじめると日頃馴染みのないことだったのでとても苦戦しました。。
日頃関わってるのは、現代の税務ですからね。歴史には詳しくないわけで ^^
自分も勉強が必要だったので、1ヶ月くらい細切れ時間を使い少しずつ準備を進めました。
世界の税の発祥、日本の税の歴史と自分自身も1つ1つ勉強しながら資料を作成して行きました。
日本でも昔は納税は穀物が中心だったとか、明治時代になって金納に変わったとか、、、もっと細かいところまで時代ごとの税の形やあり方を勉強できたことは自分にとっても収穫でした。
当日、小さめの教室で学生は15名ほどでした。午後イチの講義なのにも関わらず寝ることなく聴いてくれたので有り難かったです。自分の学生時代とは違いますね 笑。
学生さんの授業後の感想も読ませていただきましたところ、分かりやすかったと言っていただけました。
話す仕事・教える仕事
今年の寄附講座は特に、未知のテーマ(?)で準備は大変でした。
コスパが良いか悪いかと言われれば、確実に悪いと思います。準備にそれなりの時間がかかってますから。
しかし、話す仕事・教える仕事には意味を感じるので、やっぱりやりたい仕事なんだなぁって思いました。
分かりやすく説明するための練習になりますし、そこに工夫の余地があるところが面白いのです。
それに今回のように学生が相手だと、多少なりとも若い方々の未来を作るお手伝いをしているような気持ちになれますので、やりがいがあります!
まとめ
今年の静岡大学での講義は準備に苦戦しましたが、やはりやらせていただて良かったです!
今後も話す仕事・教える仕事は自分の1つのテーマとして継続したいです。