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租税教室(中学生向け)を終えて感じたこと


セミナー・講演の実績はこちらになります。

12/11(水)は三島市内の中学校で、租税教室の講師を担当してきました。

今年の2月に別の中学校で担当して以来、2回目の租税教室です。

今回の租税教室の振り返りをしておきたいと思います。

前回と今回の租税教室の違い

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前回と今回の租税教室の違い

前回は、中学3年生の一学年まとめて体育館でパワーポイントのスライドを使った講義を行ったのに対し

今回は、各クラスごとに一回一回、合計5クラス分講義を行いました。

租税教室1

一回の講義時間は50分で、同じくパワポのスライドを使った内容です。

そこは昨年と変わりません。

前回の全体講義のときは場所が体育館だったので生徒との距離が遠かったのですが、

今回のように教室で行うと、生徒との距離が近いので、自分が喋ったことへの反応があって良かったです!

一日の間に5クラス講義をやるのは体力面では大変でしたが、やりやすく思いました。

前回の反省をどう活かせたか?

前回の租税教室は次のような反省点がありました。

(終わった直後に Evernoteにメモ書きしておいたものです。)

●時間が10分くらい余ってしまった
●質問がまったく出なかった
●税理士の仕事内容についての説明をした方が良かった

一応今回の講義では、これらの反省点を活かしたつもりです。

時間調整について、今回はストップウォッチを持ち込み、チャイム開始とともに時間を計るようにしました。

そしてたまに時間を確認して、話すペースを調整しました。

こうすることで全部の講義、50分ぴったりで終えることができました。

前回質問が出なかったことから、どうしても質問はしにくいものだということが感じ取れたので、今回は敢えて質問の時間は作りませんでした。

その代わりとして講義の最中に問いかける頻度を増やしました。
(教室で生徒との距離も近かったので)

手を上げてもらったり、特定の人に答えてもらったりとです。

租税教室2

そして、講義内容で税理士の仕事についても少し詳しく話しました。

他の士業との比較をして、税理士が税の専門家で日頃何をやっているかお話しさせて頂きました。

伝わりやすくする工夫、身近なものに置き換えるということ

今回、やはりやって良かったと思うのが、税金の使い道を説明する際に学校の周辺のことを例に取り上げたことでしょうか。

(これは前回もやりましたが)

学校の近くの高速道路と公園の写真を数日前に撮りに行き、パワポのスライドに入れました。こんな感じ↓ にです。

学校の近くの写真

「これどこか分かりますか〜?」と聞いたら、生徒から思った以上に反応してもらえました。

「税金」っていう言葉自体がどうしてもピンと来ないところもあると思うので、生活に近いところでどう結びついているか?

ということを理解してもらうことが大事ですね!

今後租税教室でどういう講義をやると良さそうか

さて、租税教室のモデルの1つであったと思うのですが、

グループディスカッションの時間を作ったりしたらもっと生徒が楽しくなるんじゃないかな?

と感じました。

最近は小中学校とも授業にディスカッションを取り入れているところは多いと聞きます。

何をディスカッションするか? という課題はありますが、今後教室で講義をやる機会があったらチャレンジテーマとして考えてみたいと思います。

(それが本当にできるかどうかは分かりませんが。)

その他の気付きなど

今の小中学校には、教室に電子黒板というモニターがあってタッチディスプレイになっているんですね。

そこにスライドを映して講義したわけですが、思った以上にハイテクで驚きました。

また、お昼に給食を教室でご一緒させて頂きました。

今の給食って、昔みたいにご飯がアルミのパックに入っておらず炊飯器からお皿によそうのですね。

また、牛乳のパックを食後にばらして洗うんですね。自分が小学生のときは、無造作に折りたたんで捨ててた気がします。
(中学のときは確か弁当持参でした)

昔とだいぶ違いますね。

生徒とも少しお話しできました。

今の中学生はスマホはほぼ当たり前に持っていることや、テレビよりもYoutubeを観ることなど教えてもらい時代の変化を感じました。

まとめ

今年度の租税教室終了です。

責任ある仕事ですので準備に時間がかかり、また今回は一日5回の講義だったこともあり大変でしたが

講師はやりがいがあり、楽しませて頂きました。

編集後記

12/9 は税理士会。年明けの無料相談の日程等決まりました。

昨日(12/10)は租税教室の準備を中心に行いました。

年末に向けて色々とやることが増えてきました。

忘年会もありますしね!

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