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象印スチーム式加湿器 EE-RM50 のレビュー 加湿能力が高く、手入れが楽


最近、元々使ってた加湿器の調子が悪くなったため新しい加湿器を買いました。

象印スチーム式加湿器 EE-RM50 です。

1ヶ月以上使ったのでレビューしてみたいと思います。

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1、購入に至った経緯

加湿器の購入にあたり、気にしたポイントは以下です。

●加湿能力が高いもの

●手入れが楽なもの

家の1F(リビング、ダイニング、キッチンがある部屋)で使っています。

家がリビング階段なので階段を通して2階から冷気が降りてくるため、暖房を付けてもリビングがやや寒かったのです。

ある程度湿度が高ければ体感温度が違うので、加湿能力が高いものが良いと考えました。

また、フィルター交換の必要が無く手入れが楽であろうことも魅力的でした。

象印スチーム式加湿器 EE-RM50 は 木造和室8畳、プレハブ洋室13畳 用です。

ちなみに部屋はもっと広いです(リビング、ダイニング、キッチン合わせると)

EE-RM50

もう1サイズ小さい木造和室6畳、プレハブ洋室10畳 用のEE-RM35 もあります。

EE-RM35

2、使い方

基本的な使い方

昔ストーブの上でやかんを沸かした時代がありましたが、スチーム式加湿器の加湿方法はそれと同じ仕組みです。

おそらく最も原始的な加湿方法だと思います。

電気ポットのように上部が蓋になっています。

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使うためにはまず蓋を開けて給水する必要があるわけです。

「上ぶたロックレバー」をロック解除の方向に押し上げながら、「上ぶた開閉つまみ」を引き上げれば開きます。

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蓋を開けると、中に何本か給水量の目安となる線が引いてありますが、一番上の線(「ここまで」という記述ががある線)まで入れれば良いでしょう。

そこまで入れておくと強モードで約6時間、弱モードで約24時間運転できるようです。

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給水したら、コードを繋ぎコンセントに差し込むわけですがコードの加湿器側はマグネットになっており簡単に外れます。

普段の使い方を言えば、コンセントは差したままマグネットを外して加湿器本体に給水し終わったら再びマグネットを付ければ良いです。

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コンセントを差し込んだら、「入/選択」キーを押せば自動運転が開始します。

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*運転モードを変更したい場合は、「入/選択」キーを押して切り替えます。

「入/選択」キーを押してから10分くらいでぐつぐつと沸騰した音がし始め、20分ぐらいで蒸気が出始めます。

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このまま放置しておくだけで部屋が加湿されていきます。

「切」キーを押せば運転を停止します。

中の水が無くなれば、給水ランプが点灯します。

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普段の操作はこれだけなのでやることは少ないですね。

運転モード

なお、運転モードは「入/選択」キーを押すことで以下の5つから選択することができます。

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自動

●高め
●標準
●ひかえめ

「自動」とは、象印が設定している体感湿度になるように加湿器がコントロールしてくれる運転モードのことです。

*体感湿度は象印が作った造語のようで、実際の湿度とは異なるとのこと(説明書より)

高め→標準→ひかえめ と上から順に体感湿度が低くなっていきます。

湿度を高めで一定に保ちたい場合は「高め」で使えば良いでしょう。

我が家でもいつも「高め」で使っています。

連続

●強
●弱

「連続」とは、部屋の湿度に関係なく決まった加湿量で加湿を続ける運転モードのことです。

とにかく部屋の湿度を高くしたい場合には「強」で使えば良いでしょう。

クエン酸洗浄

普段は給水をして使うだけですが、たまにクエン酸で洗浄しなければなりません。

説明書には 1~2か月に1回と記載あり、我が家はだいたい1月に1回くらいやっています。

長い間洗浄しないと中がざらざらしてきます。そのざらざらを取り除かなければなりません。

コップでクエン酸30gを溶かしておいて、それを加湿器の蓋を開けて中に入れ一番上の線(「ここまで」という記述ががある線)まで水を満たします。

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その後、コンセントを接続して、「入/選択」キーを押した後に「湯沸かし音セーブ」キーを3秒間長押しします。

すると運転が始まりだいたい1時間半ぐらいで洗浄が終了します。

3、象印スチーム式加湿器 EE-RM の良い点・残念な点

さて、1月以上使ってみて分かった良い点・残念な点をあげておきたいと思います。

良い点

①加湿能力が高い

以前使っていた気化式と比べて、スチーム式は加湿能力が高いです。

加湿能力を重要視する人には適しているでしょう。

また、気化式の場合だんだんとフィルタが水を吸わなくなり加湿能力が落ちていくという問題がありますが、スチーム式であれば加湿能力が落ちることはありません。

②雑菌が繁殖しにくい

水を沸騰させるので、理屈上雑菌が繁殖しにくいので衛生的です。

③冷たくない

気化式の場合冷たい風が出てくるのに対し、スチーム式は暖められた蒸気が出てくるので冷たくないです。

この点もありがたいです。

④手入れが楽

上記のとおり、たまにクエン酸洗浄すれば良いだけなので手入れが楽です。

気化式と違ってフィルタが無いので、フィルタ洗浄の手間もかかりません。

残念な点

①デザインがかっこ悪い

見た目はポットと同じです。おそらく電気ポットの技術をそのまま展開していると思われます。

表面に文字も多く、デザインにこだわりが感じられません。

②音がうるさい

水を沸騰させるため、ぐつぐつと大きな音がします。

③加湿するまでに時間がかかる

運転をオンにしてから水が蒸気となって出てくるまで20分くらいかかります。

④蒸気の吹出し口が熱い

蒸気の吹き出し口(上側)に手を当てると熱いです。

乳幼児がいる部屋には置かない方が良いでしょう。

⑤電気代がかかる

加熱するので理論上、電力消費が大きくなり電気代が上がってしまいます。

我が家の場合、引っ越して初めての冬なので昨年との比較はできませんが、これをネックと考える人も多いと思います。

4、まとめ

象印スチーム式加湿器 EE-RM50 のレビューをしました。 

加湿能力が高く手入れが楽な点に大きなメリットを感じる人には適している商品でしょう。

良い点・残念な点をよく比較して検討して頂ければと思います。

EE-RM50

EE-RM35