Windows10 でPC を立ち上げて毎回同じアプリを使う場合には、スタートアップを設定しておくと便利です。
そんなこと当然やっているよ! って思われる方もいると思います。そういった方にとっては本記事はあまり意味が無いのでパスして下さい m(__)m
スタートアップのことを知らない方も意外と多いのかなぁ? という印象を受けたので、今日設定方法についての記事を書くことにしました。
1、スタートアップ
スタートアップとは、Windows の立ち上げと同時に自動でアプリケーションソフトを起動させる機能のことを言います。
例えば、PC を使う際には毎回「Evernote」を使うという方は、立ち上げと同時に起動してしまった方が便利ですよね!
このスタートアップの設定は簡単に言えば、「所定のフォルダの中に起動させたいアプリケーションのショートカットを入れる」だけです。
2、スタートアップの設定
さて設定方法について説明します。
Windows10 の場合、先に書いたショートカットを入れるべき所定のフォルダのパスは以下になります。
「C:\Users\●●●\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup」
●●●には「ユーザー名」が入ります(PC ごとに異なります)。
上記パスの場所を示しておきますね。
まず「エクスプローラー」を開いて(Windows キー + E)、Cドライブにアクセスしましょう。
続いて「ユーザー」を開きます。
自分の PC のユーザー名のフォルダを開きましょう。
さて、以降アクセスするフォルダは隠しファイルとなっています。それを見えるようにしなければなりません。
「表示」を選択しましょう。
そして、「隠しファイル」にチェックを付けます。
すると「AppData」というフォルダが見えるようになりますので、このフォルダを開きましょう。
次に「Roaming」を開きます。
「Microsoft」を開きます。
「Windows」を開きます。
「スタートメニュー」を開きます。
「プログラム」を開きます。
「スタートアップ」を開きます。
やっとこ目的とするフォルダにたどり着きました(汗)
このフォルダの中に、Windows の立ち上げと同時に起動したいアプリケーションのショートカットを入れます。
以下では Evernote、EvernoteClipper、PhraseExpress を入れています。
なお、次回以降簡単にこのフォルダにアクセスできるようにするためにパスを Evernote などのメモアプリに張り付けておくと良いでしょう。
フォルダを開いた状態で、「Alt + D」を押せばパスを選択した状態になるのでこれをそのままコピペしておきましょう。
2、まとめ
Windows10 よりも前からスタートアップ機能は当然ありました。
以下のサイトに Windows10 よりも前のスタートアップフォルダのパスが載っているので参考にして下さい。
PC 立ち上げと同時に起動させたいアプリが複数ある場合など、特に毎回毎回手動で動かすのは面倒ですのでスタートアップを使うようにしましょう!