あの頃のやば~い「お立ち台」と比べれば・・・

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松井 元(まつい はじめ)

静岡県三島市の松井会計事務所に勤務する理系税理士。 文理両方のスキルの融合を考えており、このブログは以下を中心に更新している。
●税金・会計に関すること
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突然ですが「お立ち台」と聞くと何を思い浮かべますか?

プロ野球選手がヒーローインタビューを受けるために上る台のような、名誉あるものを思い浮かべる人が多いと思います。

実際そのような意味で間違ってないと思います。

しかしですね、私の中で「お立ち台」という言葉は、ある種の恐さを思い出すキーワードなのです。

今日は、メーカー勤務時代のはなしを少々。

会議

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1、刷り込まれたお立ち台という名の戦場の記憶

メーカーでエンジニアだった私は、いわゆる製品開発・設計を担当していました。

製品というのは、長いスパンをかけてできあがっていくものです。

自動車部品の新規開発品であれば、だいたい5年はかかります。

スパンが長いからといってのんびり仕事をやっていれば良いものではありません。

マイルストーンという中間地点を定めながら、業務を進めて行きます。

製造業ではどこでもそうだと思うのですが、開発・設計の要所要所で会議体があるのです。

・DR(デザインレビュー)
・QA(品質保証会議)

と言った内容の会議体です。

どういう会議体かと言うと、チームが担当している製品の進捗を発表するわけですね。

そして、それに対して偉い方々を中心とした会議の出席者から指摘を受けて、その後の開発・設計に反映するというものです。

その会議体での発表は、ただ状況を報告すれば良いというものではなりません。

「その製品が必ず完成する体で論理的に説明する」という暗黙のルールがあるのです。

「現状うまく行ってなくて厳しいです。できそうもありません。。」

なんて言う発表は天変地異が起きてもできません。

「現状、これこれこういう課題があるのですが、こうすれば課題をクリアできます。そして、今後このような日程で進めていきます。」

というように、必ず何とかできることを前提とした報告の仕方をして、それに対して指摘を受けるという形になります。

さてさて、世の中にはたくさんの製品がありますが、

世の中に出ているということは多かれ少なかれ厳しい関門を潜り抜けているからなんですね。

製品を世に送り出す会社の内部において、上記のようなとて〜も厳しい会議での審議をパスしてきているわけなんですね。

裏を返せば、世の中に出ていない製品というのはそれをパスできないものなのです。

メーカーでエンジニアをやっていると、技術的にハードルが高すぎて到底世の中に出せないであろう製品を担当させられることもあるわけなんですよ。

製品開発は自分ひとりでやるわけではなくチームでやるわけですけど、難しい製品を託されたチームだけけっこう悲惨な目に遭うんです。

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前置きが長くなってしまったんですけど、そういう難易度が高すぎる製品を任された場合だと、社内の会議体はけっこうやばいことになるってことです。

先ほど書いたように、「製品が完成する体で進捗を発表する」わけですが、どう考えたって技術的に成り立たせるのが厳しいものを「できる」って言うのってけっこう大変なのです。

屁理屈をこねくり回して、何とかできるって言わなきゃならないのですが、、、、偉い人をはじめとした聞き手は、容赦なく突っ込んできます。

聞き手は聞き手で「製品ができる」と発表しておきながらうまく行っていないことが、あからさまに分かるわけだからガンガン突っ込んでくるわけですね。

発表する方にとっては負け戦ですよね。

ボロクソに言われることをはなから覚悟で会議に臨まなければならないわけですよ。

そして、ご想像にたやすいと思うのですが、それはかなり辛いんですよね。。。

さて、つらつら書きましたがタイトルにもある「お立ち台」が何なのかと言うと、

当時私が所属していたチームでは、ボロクソに言われるであろう会議体で発表することを冗談めかして「お立ち台」と呼んでいたということです。

決して名誉なステージでも何でもありません(笑)
単なる皮肉です。

「あ~ いやだな~ 明後日お立ち台だよ~」みたいなこを、よく周りで言っていましたかね。懐かしい記憶です。

2、あの頃のあれと比べれば、、、、、ってはなし

そうです、この「お立ち台」

繰り返し書きますけど、かなりつらいですよ。。

中には最初からボロクソに言ってやろうと思って会議に出てきている人もいるわけですよ。

若手の発表者が、そういう人々からボロクソに言われるとかなり精神的にこたえるんです。

ほんとうに、言われたこと全部真に受けてしまう人だと、即鬱になってしまうじゃないかっていうくらい。。

まぁ、しかしメーカーの中では「叩かれて叩かれて良い製品ができていく」というのはある種の文化だし、自分ばかりがえらい目に遭っていたわけでは決してありません。

自分の同期だって先輩だって、もっと上の上司だってだいたい同じような経験はしていました。

*あ、、別に自分は「お立ち台」が嫌で会社を辞めたわけではありませんけどね(^^)

さて、急に話が変わるわけですが、今日の記事で何を言いたいかというと「今はあの頃に比べればまだ楽」ってことです。

楽というのは語弊がありますが、あの頃のようにひどい目には遭っていません。

いやいや、どんなにしんどいことがあっても「あの頃のあれに比べれば全然」って思えるってことですかね。

あの頃のようにボコボコにされることはありません。

3、まとめ

昔のしんどい経験は、別に武勇伝でもなければ美談でもありません。

そういう経験をしなければ人間成長できないとも思いません。

ただ、自分の中の事実として

今何か辛いことがあっても

あの頃の「お立ち台」と比べれば全然(><) って思える自分がいるっていうお話でした。

ふ〜ん、、、って感じですかね?(苦)

以上。

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