静岡県三島市の税理士、松井元(@hajime_matsui)です。
こんにちは!
最近小学生の息子と娘に『勉強頑張れよ!』ということがあります。
むかし自分も言われた言葉、気付けば自分も同じ様に言ってるものなんだなぁと 笑
今思い返せば、最初からではないけど、自分はなんだかんだで勉強頑張ったのかなと思っています。
今日は記憶を掘り起こし、自分自身が勉強を頑張った理由を書いてみたいと思います。
勉強してなかった小学生時代
小学生時代、特にテストの点数が良かったわけではありませんでした。
ゲーム(ファミコン)をやらせてもらうために、宿題とか最低限の勉強だけをこなしてただけだと記憶しています。
とても主体的に勉強していたとは言えません。嫌々やっていたと思います。
ただ、勉強熱心な祖父からよく『勉強は面白いからやった方がいいぞ!』と言われてました。
ですので、いつかはちゃんとやらなきゃならないんだろうなとは思っていました。
自発的に勉強するようになったのは中学時代から
中学に入るとテストで学年順位が出るようになり、小学生の時と比べて急にガチになったように感じました。
最初のテストの時に、クラスの子が学年一番だったことを自慢げに話していたのを見て、無性に腹が立ったのを覚えています。
自分の方がずっと順位は下だったんですけど、今に見てろ! って心の中で逆襲を誓った記憶があります 笑
祖父から刷り込まれてたこともありますし、中学生になったら小学生の頃よりは勉強頑張ろうと思っていました。
それとあともう1つ、部活(軟式テニス)もちゃんとやろうと思っていました。
勉強と部活
この2つを頑張る!と入学後まもなく決めてた記憶があります。
何かで一番になりたい
という欲が出てきたのも、中学生になってからだったと思います。
頑張ると決めた勉強と部活、どちらも他人と競り合う気持ちをもって取り組みました。
部活のテニスは、少年野球みたいに小学生のときからスタートしている人もおらず、ハンデはありませんでした。
(だからレギュラーを獲りやすいと思い、選びました)
そして、頑張って練習して狙いどおりレギュラーを獲ることができました。
しかし、同じ校内の自分よりも上手い友達や、試合で他校の生徒と対戦して感じたことは、スポーツには持って生まれたセンスの差があるということです。
なんでこんなプレーができるの?っていう人を見かけるたびに、あぁ自分には才能が無いんだな、、、って感じました。
練習することで上達はするけど、センスの壁は越えれないみたいな。
一方で勉強は、入学当時はそれほどの成績ではなかったのですが、中1の二学期にどかっと成績が上がりました。
勉強のコツを掴んだと言える時期でした。
コツは深堀りすることと反復すること。
それからは、テストの前にちゃんと勉強すれば成績は良くて、逆にサボったときは悪くなるという感じでしたが
努力はちゃんと報われるということが分かりました。
勉強というものには、スポーツのように人によるセンスの差は無いような感じたのです。
(あるいは、自分は多少なりとも勉強が得意だったのかも知れません。)
ちなみに、先に書いた中1の時に学年1番で自慢してた子にも、1年以上経ってから勝てるようになりました。
そういった経験から自分は勉強を頑張ったほうが良い!
と感じて、頑張るようになったという感じですね。
やればやるだけ成果が出るのが楽しかったからという理由になりますね!
勉強が自分にとってのアイデンティティとなりました。
勉強頑張って良かったこと
これまでの人生で勉強頑張って良かったことは、何でしょうか?
改めて考えてみます。
1つは、成績が良いというだけで褒めてもらえるということです。
勉強ができるようになっても、別に人間そのものが変わるわけでは無いのですが、一定の評価を得られます。
他人の自分に対する評価を変えることもできます。
大学生のとき、怠惰な学生生活を送っていた自分は全然授業に出ず、単位を落として留年の危機にさらされたこともありました。
そんな自分なので、当然周囲から見ても怠け者で通っていました 笑
大学4年生になってから、他の理系の学生同様に大学院へ進学することに決めました。
そして、夏の院試に向けての勉強はこれまでにないぐらい徹底的にやり込みました。
というか、4年生になってすぐにずっと付き合っていた恋人と別れてやることが無いから、やけくそになって勉強することにしたのでした 笑
そして、4ヶ月間勉強しまくった結果、なんと院試の成績トップで大学院に入学したのでした。
大学4年間で、唯一そこだけ頑張っただけなのに、それ以降周囲の自分に対する目は変わりました。
怠けた奴から凄い奴って見方に変わったのです。
試験勉強はやったかやらないかだけだし、自分そのものは何も変わってないのに。
人の見る目は変わります。
あと、これは私が工学部の大学院生だった当時の話ですが、就職活動の学校推薦という制度がありました。
企業が大学の学部に対して、優先的に学生を採用する枠を与えていたのです。
『この大学からは何人の学生を』という具合に、与えられた推薦枠の中に入れれば就活に有利でした。
人気がある会社だと、推薦枠に入りたい学生が殺到するので希望者全員が枠に入ることはできずに選抜が行われるのですが、
私の大学では院試の成績が良かった人から優先的に枠に入れてくれたのでした。
院試の成績トップだった自分は、どこの会社の推薦枠も勝ち取れる状態だったのです。
そんなところでも頑張った恩恵を受けれたのでした。
院試のたった一回頑張っただけなのに 笑
あとは、このブログでも何回も書いている税理士試験ですかね。
35歳からの初受験でも何とかなったのは、過去に勉強を頑張った経験があったからです。
これまでに勉強の経験がない状態で、その歳から受験してもダメだったでしょう。
税理士という国家資格を獲ることができたのは、勉強頑張って人生で一番良かったことかも知れません。
まとめ
自分が勉強を頑張るようになった理由を書いてみました。
頑張れば成果を得られることと、周囲の評価を得られること
に集約されると思います。