節税に関する勘違い 節税を目的にするのではなく、結果として節税する

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松井 元(まつい はじめ)

静岡県三島市の松井会計事務所に勤務する理系税理士。 文理両方のスキルの融合を考えており、このブログは以下を中心に更新している。 ●税金・会計に関すること ●IT(Excel、VBAなど)を使った業務効率化 ●自分のこと(考え、私生活)。 家族は妻子供2人の4人家族。 喫茶店(特にコメダ珈琲)が好き。カラオケが好き。 さらに詳細なプロフィールはこちら

たびたび考えさせられる「節税」という言葉。

税金額を軽減することを意味しますが、人によって認識に違いがあるように思えます。

今日は、「節税」について自分の考えを書いてみます。

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1、間違った節税に対する認識

「節税のためにお金を使った方が得」という認識がある人がけっこういますが、その認識は間違っていると言っていいでしょう。

以前に記事を書いたことがあります↓

税金(法人は法人税、個人は所得税)の計算はすごくざっくりと言えば、法人・個人ともに「売上 - 費用」の式で計算する「所得」に税率を掛けて計算します。

税金 =  (売上 - 費用)× 税率

費用が大きくなるほど所得が小さくなるので、費用を支払えば税金(法人税、所得税)も安くなることは間違いありません。

しかし忘れてはいけないのが、費用を支払えばお金が手元から出ていくということです。

税金を安くするために費用を支払えば、税金は安くなっても手元に残るお金も減るので決して得なことはありません。

期末近くになると今期は利益が出ているか否か分かります。

利益が大きい場合に税金を減らすためにもっとお金を使おうと考える人もいるかも知れませんが、税金を安くすることを目的にしてお金を使っても意味はありません。

明らかに必要と分かっているものを前倒しで購入して、結果的に所得が低くなり税金も安くなるというのなら分かります。

節税というのは結果であって、目的とするものではないのです。

費用は節税を目的に支払うべきではなく、あくまでも必要だから支払うようにしましょう。

2、税金を払うのは良いこと・結果としての節税をする

税金を払えるのは良いことです。

会社又は個人事業に利益が出ている証拠だからです。

利益が出ていないと税金を払うことはできません。ですので、まず税金を払える状態は良いことだという認識を持った方が良いでしょう。

その上で適切に税金を減らすことを考えるなら全然有りでしょう。

あくまで必要な出費という前提であれば、次のような節税方法はあります。

・30万円未満の固定資産の即時償却

・法人名義の定期保険への加入

・法人名義の社宅

必要な出費は何か考え、利益が出ればその出費に当てるというごく普通のことを普通に行うだけです。

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