修士論文(税法論文)の執筆に際して、大学院で指定の文字数を満たすためにはかなりの量の文章を書かなければなりません。
Word でページ数が数十枚になります。
書いた文章を読み直したり、赤ペンで二重線を引いて訂正したりするためにはプリントアウトしなければなりませんが、執筆が進むにつれてプリントアウト枚数が増えてしまいます。
途中で何とかしなければと思い対策しました。
その内容を書きたいと思います。
1、iPad を使う
読み直すときには Dropbox に保存したPDF ファイルをiPad開く
iPad を元々持っていたので使うようにしました。
PC で執筆してプリントアウトの際に PDF ファイルを選択すれば、PDF化できます。
その PDF ファイルを Dropbox に入れておけば、スマホでも iPad からでもアプリで開くことができます。
Dropbox はオンラインストレージなので、ここに保存しておけば万が一 PCが破損してもデータが残ります。
また、30日間は遡ってデータを復元できるのでバックアップにもなります。
iPad はスマホよりも画面が大きいので、閲覧には適しています。
(電子書籍を読むときにも使ってます。)
PDF ファイルを開くとこんな感じになります↓
閲覧するページを変更する場合は、全体を小さく表示させてページ番号を選択すればできます。
ちなみに、Word での文字入力は PC の方がやりやすいと思います(iPad でも Word を開くことはできますが)。
ですので執筆は PC で行い、執筆した内容をチェック(推敲)するときには iPad を使うのが良いと思います。
2、赤ペンでの訂正にはiPad 専用アプリ UPAD3 とスタイラスペンを使う
文章を読み直して、赤ペンで自己添削したいこともあると思います。
そんなときには、UPAD3(有料 720円) という iPad 専用のアプリを使ってスタイラスペンで書き込むようにしました。
アプリ上で PDF 化したファイルを開くことができ、タッチペンでの書き込みが可能になります。
ただ、スタイラスペンにもよるのですが、どうしても精度が悪いので拡大して書き込むようにすると良いでしょう。
このように推敲の際には、iPad上で赤ペンを使って訂正をしておいて、後で iPad 画面を見ながら PC 上で Word ファイルを開いて該当する箇所を修正するようにしました。
ちなみにスタイラスペンは「超極細スタイラスペン HOKUSAI」 を使っていました。
iPad Pro を持っている方で、精度の良いタッチペンを使いたい場合は「Apple Pencil」が一番適しているようです。
(私自身は Pro は持っていないので、残念ながら使うことはできませんでした。。。)
3、自分用に紙でプリントアウトしたいときには2アップ両面印刷する
どうしても紙でプリントアウトしたいときもあると思います。
私は通信制大学院を卒業したのですが、通信制とは言っても何回かスクーリングで先生方のご指導を受ける機会がありました。
その際には先生方に見ていただく資料は、普通にA4サイズでプリントアウトして持っていきましたが、自分用のものは 2アップで両面印刷するようにしました。
2アップ両面印刷のやり方については、こちらの記事で紹介させて頂きました↓
普通にプリントアウトすると、Word ファイルで1ページにつきA4用紙1枚を使うことになりますが、2アップ両面にすれば、Word ファイルで4ページにつきA4用紙1枚ですみます。
文字の大きさは小さくなりますが、自分でチェックするためのものであれば、十分読める大きさです。
4、まとめ
修士論文(税法論文)の執筆枚数はかなりの枚数になります。
執筆が進むほど、プリントアウトした際の枚数は多くなり紙に出すとかさばって管理も面倒になります。
できる限り紙を減らす工夫をした方が良いでしょう。