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【初心者向け】会計事務所や経理職の人が Excel VBA(マクロ)を使えるようになった方が良いと思う理由


一昔前はプログラミングと言えばバリバリ理系の範囲のスキルでしたが、最近はそうでもありません。

今は、あちこちでプログラミングという言葉を聞くようになりましたし、ネット上にいくらでも情報が転がっているので、学習がしやすい環境が整っています。

会計事務所に勤務する人や、経理職の人がよく触れるツールの 1つが Excel です。

そして、Excel には VBA(Visual Basic for Application)というプログラミング言語が付いています。

繰り返し作業を自動化する機能のことをマクロと言い、VBA を使えばこのマクロを作ることができるのです。

日頃から Excel を使うのなら、VBA も覚えて使えるようになった方が良いこと間違いありません。

私は、仕事の中に多かれ少なかれルーチン作業がある会計事務所や経理職の人に、Excel VBA を使えるようになることをお勧めします!

Excel VBA

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1、会計事務所や経理職の人に Excel VBA を勧める理由

Excel VBA を使えるようになって損はないと考えています。その理由を書いてみますね。

うまくやれば大幅な作業時間の短縮を実現できる

今現在の仕事のやり方の中に、既に効率化できるネタが溢れていることがあります。

例えば、毎回取引先から Excel のデータ(請求書など)をやり取りしていたりすると、活かせる可能性が高いです。

効率化できるネタを見つけて着手することで、大幅な作業時間の短縮につながることがあります。

効率化前提で仕事を考えるようになる

Excel VBA を使えるようになると、マクロを作る前提で仕事を考えるようになります。

・自分が作る Excel ファイルを工夫する
・取引先からのデータの受け取り方を工夫する
・PC のフォルダ構成を考える

など、最初からマクロを上手に活かせるポイントを考えながら仕事を組み立てるようになるので、それがまた効率化に繋がります。

会計ソフトなどで手が届いていないところを補える

会計ソフトは機能が優れていますが、万能ではありません。

多くの人が間違いなく使えるようにしているがために、逆に使いにくくなってしまっているところもあります。

自分が望むようなデータの表示ができないことも少なくないです。

そのような場合には、会計ソフトからデータを CSV ファイルでエクスポートして自分で加工するのが良く、その加工の作業をマクロを使って短縮できる場合があります。

作業を短縮して作った時間で他の仕事ができる

自分自身、元々 2~3時間かかっていた仕事を、マクロを作ってワンクリックで終わらせるようにした経験はいくつもあります。

そうして、作った時間は他の仕事に当てています。

ルーチン作業に時間をかける意味はないので、そういう時間はどんどん短縮してより価値のある仕事にシフトしましょう。

自分に付加価値が付く

会計事務所や経理職の人にとって、まだまだプログラミングはアウェイな分野です。

人数が数人の会計事務所の中で、自分1人が Excel VBA を使えて仕事を効率化できれば重宝されるでしょう。

人と違うことができるというのは武器になりますので。
(嫌がる人もいるのかも分かりませんが。)

RPA などと組み合わせて使えばさらに可能性が広がる

プログラミング言語は、どれも基本的な考え方は同じなので Excel VBA 1つを覚えれば、他のプログラミング言語を勉強するときに理解が早まります。

初めてのプログラミングのときと比べて全然違います。

また、Excel VBA を RPA などと組み合わせて使うことで効率化できる幅が広がります。

むしろ、RPA を上手く使うためには Excel VBA もできた方が良いと言えるでしょう。

2、Excel VBA への過剰な期待は禁物

会計事務所に勤務する人や、経理職の人に Excel VBA を覚えることをお勧めしますが、ただ過剰な期待は持たないようにして頂きたいと思います。

Excel VBA を使えば何でもかんでも自動化できると考えている方もいますが、残念ながらそういうものではありません。

できることには限りがありますし、万能ではありません。

あくまで効率化の手段の1つです。

3、まとめ

Excel VBA は会計事務所や経理職と相性が良いことは確かです。

使えるようになって、仕事の仕方を考える上で効率化の手段の1つとして活用して頂きたいです。

編集後記

昨日(12/4)は終日西伊豆方面への出張の日。

出張時の昼食