静岡県三島市の税理士、松井元(@hajime_matsui)です。
こんにちは!
プレイングマネージャー、今自分が置かれた立場がそれに当たるだろう。
今日はプレイングマネージャーというものについて自分の考えを話してみる。
プレイングマネージャーの立ち位置
言葉のとおり、プレイヤー + マネージャー。
実務をやりつつ、管理者としての役割も持つポジションである。
零細企業の社長は、ほぼ当てはまるだろう。
自分もそうである(個人事業主だから会社ではないが)。
自分と従業員合わせて4人の事務所だから、当然と言えば当然だ。
事務所の仕事は、顧問先ごとにやるべき業務があり、そのすべての過程を自分自身が行う顧問先もあれば、大部分を従業員に任せる顧問先もある。
(ただ、当然全業務の責任は自分にある。)
実務面の対応を行いつつ、従業員の仕事のチェックや調整を行うことはマネージャーとしての仕事。
前面に立つのも当然自分の役割だ。
それから新規の営業、仕事の割り振りの決定、事務所業務の効率化。これらもマネージャーとしての自分の仕事である。
日々こういったことに対応して、余った時間でYoutubeやブログなどのSNSをやるといったところ。
余った時間を使うというか、すべてが終わってから+αでSNSをやると言った方が正しいかもしれない。だから、仕事の時間に際限が無くなりがち。
正直余裕がない。
目標にしていた上司
大企業にはプレイングマネージャーのポジションの人がたくさんいる。
課長がそれに当たるだろう。
プレイングマネージャーについて考えるとき、思い浮かべる人物がいる。
メーカーにいた頃の上司だ。
自分が20代後半の頃、40歳手前だった課長。
当時自分がいた部署の中で、エースで4番と言われていた人物。
めちゃくちゃ仕事ができる人だった。後にも先にもあれだけ優秀な人は見たことない。
誰よりも実務能力が高く、周りもよく見えている。
高い論理的思考力、情報収集能力。
なぜそんなに理解が早いのか?
なぜそれとそれを結びつけれるのか?
なぜそんなに早く隅々までメールを読めるのか?
なぜそんなに何てことなしに仕事をこなせるのか?
誰よりも早く出社する。
自分でできることは自分で片付け、無駄に人に頼らない。
無意味な打合せはやらない。
部下の仕事もよく見ている。
フォローの仕方も上手い。
ミスターパーフェクトとも呼べる実力者。
人間の構造そのものが違うと感じた。
そんな人に自分は憧れた。自分もスーパーマンになりたいと本気で思っていた。
今でも、その人の幻影を追い求めてるかもしれない。
環境は違うけど、当時の上司と同じポジションのプレイングマネージャー。
自分は近づけているのだろうか?
今後の方向性
前から思っていたのだが、自分はプレイングマネージャーだが会社員のそれと決定的に違う点は経営者であるということだ。
経営者の一番大事な仕事はやはり考えることだろう。
プレイングマネージャーの欠点は半分はプレイヤーであるため、普通のマネージャーと比べ考える時間が短くなってしまうことだろう。
考えるべきことは山ほどある
・事務所の今後の運営
・自分自身の目指すべき方向性
・自分自身のスキルアップ
・所員のスキルアップ
・
ある程度大きな組織にいないと完全なマネージャーにはなり得ないだろう。
零細企業だと実務を手放すのは人数的に厳しい。
とは言え、考えなくてはならない。
考える時間は増やしたほうがいい。
ということで、前から考えていた人材採用か。
実務ができる人を増やせば、自分はマネージャー寄りの仕事が増やせるはずだ。
理屈上は。
まとめ
プレイングマネージャーについて話してみた。
自分が置かれた立場そのもの。実務はこなしつつ少々マネージャーとしての仕事のウエイトを上げたいと考えている。