静岡県三島市の税理士、松井元(@hajime_matsui)です。
こんにちは!
久々の投稿になります。
私は現在、三島商工会議所青年部(三島YEG)という団体に所属しています。
かんたんに言えば、50歳以下(地域によっては45歳以下のところもあり)の経営者の集まりで、子ども向けイベントなどの地域活動を行う団体です。
いくつかの委員会で構成されており、私は今年度は地域資源活用委員会の委員長をご拝命いただいております。
(委員長とは、委員会をまとめる役割です。)
ブログやYoutubeの更新が滞ってる理由の一つとして、今年はYEG活動に時間を割いているからというのがあります。
これまでYEG活動のことをちゃんと記事にしたことが無かったのですが、委員長をやる経験はおそらく今年度限りなので、記録に残したいと思った次第です。
地域資源活用委員会の事業
商工会議所青年部(YEG)という団体を知らない人のために、その説明からしようとも思いましたが際限なくなってしまいますのでそこは割愛します。
ネットでググって頂ければ、たくさん記事が出てくると思いますので。
既存事業(新嘗祭)と新規事業(野菜作り)
私が委員長を務める地域資源活用委員会は、毎年11/23に行われる三嶋大社での新嘗祭で中心的な役割を担っております。
それは今年も変わらず、継続事業として受け持つことになりました。
ただ今年度は継続事業として新嘗祭当日の事業をやるだけではなく『新しい地域資源の発見』として何か新規事業をやろう!ということで、野菜づくりを行うことになりました。
子どもにゼロから野菜づくりを体験してもらうという試みでした。
新嘗祭では毎年、今年の豊作に感謝し来年の豊作を願うため神様に野菜を奉納することが習慣になっておりますので、
そこで子ども達が作った野菜を奉納しよう!となったわけです。
そうすれば、子どもに野菜づくりを楽しんでもらえるし、新嘗祭のことも学んでもらえるだろうと。
野菜づくり事業
地域資源活用委員会は、毎年JA三島函南青壮年部という若手農家の団体と一緒に新嘗祭事業を行なって来ました。
それに加えて、今年は野菜づくり事業にもお力を貸して頂く形になりました。大変ありがたいことに、プロの農家の方々にかなりのお力を貸して頂けたということです。
数ある野菜の中で、作ることになったのは大根!
11/23の新嘗祭に合わせて収穫できる野菜であることが条件でした。
・三島市では実は大根は歴史があるから子どもの学びになりそうだったこと
・品種によって色や形が異なるから面白そうであったこと
・虫に食べられにくいこと
が選ばれた理由です。
白色、赤色、黒色の大根3品種を作ることになりました。
白色・・・冬自慢
赤色・・・京ざくら
黒色・・・黒長ダイコン
畑起こし、種まき
三島市から山田川自然の里の敷地を借りて、畑として使うことになりました。
しかし、そこは今年の4月の段階では何もない荒地に近い草ボーボーのだだっ広い敷地でした。
敷地の整備のため、何回か草かりをしました。
そして、8月には畑起こしとしてユンボを使って土地をひっくり返して、野菜が育つように柔らかくしました。
本来は事業として会員に子連れで参加してもらう予定でしたが、緊急事態宣言の最中であったため断念。委員会での対応となりました。
続いて、マルチを貼る作業。JAさんにお力添え頂きました。
大根の種まき。マルチの上の穴から1穴につき2粒ずつ蒔いていきます。
種まきも本来は事業として行うつもりでしたが、やむを得ず委員会メンバーのみで実施。
大根の成長
9/12に種まきしてから数日で芽が出ました。
それからゆっくりと順調に育ってくれました。途中JAさんに何回か防虫のために農薬をまいて頂いております。
2ヶ月経つ頃には、葉っぱは大きく成長し立派な大根になってました!
▼冬自慢(白)
▼京ざくら(赤)
▼黒長ダイコン(黒)
収穫事業当日
11/21(日)いよいよ収穫の日を迎えました!
4月から準備してきた事業の集大成。
畑起こしや種まきという、緊急事態宣言下で泣く泣く中止にした事業の分も、盛り上げたいと思ってのぞみました!
多くの会員の方が、子連れでご参加してくれました。
事業開始後まもなく、委員長挨拶がありましたが、これまでの思いが自然と溢れて長めの挨拶となりました。
収穫がはじまってから、子ども達は楽しそうにポンポン大根を抜いてくれました!
白、赤、黒それぞれの立派な大根と面白い大根のコンテストを行いました。
子ども達がとった大根の中から選んだものを出してもらい審査!
立派な大根と面白い大根が選ばれました!
コンテストの他にも、とれたての大根を食べたり。
新嘗祭や三島の大根の歴史を知ってもらうために、紙芝居でお話ししたりと。
もろもろの催しを行いました。
また、抜いた大根は三嶋大社に奉納するもの以外は基本参加者に持ち帰ってもらい、余ったものは必要としている団体に寄付しました。
三嶋大社への奉納は、他の野菜とともに行いました。
毎年出している宝船の神輿に盛り付けたものもあります。
こうして我々が作った大根はすべて収穫されて、様々なところに旅立って行きました!
事業当日を終えて
委員長を引き受けて4月からずっと事業の準備をしてきて、何とかやることができて良かったです。
先に書いたように畑起こし、種まきは緊急事態宣言のせいで事業としてはできなかったので、4月からずっとマイルストーンを踏めない状態だったので、
まず普通に事業ができたこと自体に安堵感を感じました。
あと、あれだけの数の子どもが参加して楽しんでくれたことで達成感も感じております!
笑顔を見ることができて本当によかったです!
まとめ
商工会議所青年部(yeg)での活動内容と感じていることを書いてみました。
今年、委員長としてやらしていただいた事業には達成感を感じております。
先にも書きましたが多くの子どもの笑顔を見ることができて本当に良かったです。