静岡県三島市の税理士、松井元(@hajime_matsui)です。
こんにちは!
確定申告の期限が4/16まで延長しましたが、基本的には3/16までに終わらせるつもりで動いております。
まぁ、会計事務所の人は皆そのつもりですよね。
さて、今年はこの確定申告期に税理士会と商工会の無料相談の相談員を、各2日ずつ計4日つとめさせて頂きました。
それを通して感じたことを書きたいと思います。
無料相談は修行の場
一言でいえば、無料相談は修行の場と言えると思います。
「無料」というのは相談者にとってのことであって、我々相談員はお金をもらって対応しておりますので、難しい案件だって来るわけです。
当然と言えば当然ですが。
年金から源泉徴収されている所得税の還付など、即対応できる案件もありますが、普通に事業を営んでいる人の申告や土地建物譲渡がある場合の申告は決して簡単ではありません。
商工会の相談日に、土地の収用の案件があり、数年前に一度経験したことがあっただけでしたので、思い出しつつ調べつつの対応になりました。
金額が大きい案件なのでその場で判断がつかないこともあり、後日自分が税務署に足をはこんで計算の仕方にまちがいがないか確認もしました。
また、今年は台風があったことで、雑損控除を受けたい人からの相談もありました。
自分も経験がないので、その場で調べながらの対応になるわけです。
事前に勉強はして行きましたが、実際にそれを使うとなるとやはり判断に迷うところもあり、税務署に問い合わせたりもしました。
このように、日頃なかなかお目にかからないケースというのも、無料相談ではふつうに出てきたりするわけです。
それらに対応することは、まさに自分のレベルアップに繋がる修行なのです!
自分の知識を引っ張り出すためにEvernote、ブログなどをフル活用
無料相談の場には、必ず自分のパソコンを持っていきます。
そして、Evernoteを常に開いておき、自分が過去に経験・勉強したことのメモを検索して確認できるようにしておきました。
また、自分のブログも備忘録の意味で書いている記事もありますので、分からないことが出てきたらブログ内検索して該当する記事を確認しました。
Evernoteとブログ記事はある意味、自分の脳内でもあるので、いつでもそこにアクセスできるようにしておく環境は必要ですね。
そして、今回の経験を通しても Evernote内のメモは増えましたし、また備忘録ブログも書くつもりでおります。
まとめ
今年は計4日相談員をやらせて頂き、とても良い経験になったと思います。
相談業務で雑多な対応をしていると、自分が鍛えられます。
それに、単発の相談業務はけっこう自分に合ってるかも知れません。
編集後期
確定申告も終盤(延期してはいますが個人的には終盤)。
昨日は今回はじめて確定申告を対応させて頂く方の資料を受け取り着手。
来週前半には終わらせます!