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ドラクエの映画「YOUR STORY」を観てきた!


8/2(金)から上映が開始された、ドラクエの映画「YOUR STORY」を、家族で観てきました!

かつて人気が出たスーパーファミコンのドラクエ5 のストーリーに沿った映画です。

感想など書きたいと思います。

なお、申し訳ありませんが、

本記事は思い切りネタバレ含みますので、ご注意ください!

ドラクエ映画「YOURSTORY」

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1、ドラクエの映画「YOUR STORY」

ドラゴンクエスト5 天空の花嫁

先にも書きましたように、1992年に発売されたスーパーファミコンの「ドラゴンクエスト5 天空の花嫁」のストーリーを映画化したものでした。

私が中学2年生のときにゲームはやりました。

当時、ドラクエと言えば男はまず間違いなくやっていたぐらい人気の RPG でしたね。

特にドラクエ3以降の人気が半端じゃなかったです。

さて、ドラクエ5と言えば

●主人公が勇者ではない
●ビアンカとフローラのどちらかと結婚する
●モンスターが仲間になる

など、これまでのドラクエには無い斬新な部分が多かったです。

学校のクラスでも「結婚相手はビアンカ派? フローラ派?」と盛り上がったのを思い出します。

ですよね??

そんなドラクエ5が映画になるということで、これは観ないかないわけにはいかん! というわけです。

4歳年下の妻も実はドラクエ5をやり込んでいたらしいので、子供2人も巻き込んで? 早速観に行ってきました。

ドラクエ映画の客層

ドラクエ映画の客層は、親子連れか大人の男のみで来ている人が多かったです。

親子連れは、我が家と同じく親に引っ張られてきてるんでしょうね(笑)

やっぱりドラクエ世代と言えば、アラフォーですよね。

20代くらいの若い人はいませんでした。

2、ドラクエ映画の感想と内容

さて、ここからは映画の内容に触れつつ感想を述べたいと思います。

以下ネタバレ注意です!

ドラクエ映画の感想

いきなりですが、ラストは賛否両論あると思います。

狐につままれたような感じがすると言うか、かなり意外な結末でした。

個人的には別の終わらせ方があるんじゃないかなぁ、、と少し残念でした。

同じことを感じた人は多いと思います。

う〜ん、何を伝えたかったのか?

大人にゲームを楽しむ気持ちを忘れないでほしい! というのが映画のメッセージだったのでしょうか?

ラストに至るまでは、すごく面白かったです!

観ているうちに、昔のゲームの記憶をどんどん掘り起こされて興奮しました

私が昔ゲームをやっていたときは、戦闘シーンのことばかり考えていた(男子の特性)ので、ストーリーは歯抜けになっていたところも多いのですが。

ストーリーをよく覚えていた妻は、ゲームと違う点もあったけど上手く補っていたと言っていました。

ドラクエ映画の内容

以下内容を書いて行きます。

ラストシーンのことは、最後に書きますね。

主人公、勇者の名前

主人公の名前は「リュカ」

その子供である勇者の名前は「アルス」

でした。

「リュカ」は小説と同じ名前、「アルス」もドラクエの漫画の勇者と同じ名前ですね。

リュカの子供の頃のストーリーは短い

ドラクエ5と言えば、主人公が子供のころからストーリーがはじまり、成長して大人になることで有名です。

子供の頃はパパスに連れられて旅していましたよね。

ゲームでは戦いの後にパパスが必ずホイミをかけてくれるという。親の立場だったら子供が怪我したらそうするだろうなぁって今なら気持ちが分かります ^^

さて、そんなリュカの子供時代は映画の序盤で完結にまとめられていました

パパスが一度ジャミとゴンズを倒すけど、ゲマにリュカを人質に取られてやられてしまうシーンはちゃんとありましたよ。

くやしいシーンですね。

奴隷から脱出

ゲマに捕らわれたリュカとヘンリーが、ゲマの神殿を造るために10年間奴隷として働かされるシーンもありました。

樽に入ってそこから脱出するというのもゲームと同じです。

ヘンリーのキャラがちょっとタカピーな感じでしたね。

奴隷から脱出した後、ヘンリーとは一度別れます。

ヘンリーは最後の方でまた再登場します。

ビアンカ、フローラ

さて、醍醐味の1つであるビアンカ? フローラ? どちらを選ぶかというシーンは、ちゃんとありましたよ。

それもかなり上手くストーリー立てられていました。

敵を倒した者をフローラと結婚させると言っていたルドマンとの約束通り、フローラと結婚しようとするリュカでしたが、ある老婆から貰った聖水を飲むことで自分の本心に気付いてビアンカを選ぶという内容でした。

しかも、その老婆はリュカの本心に気付いたフローラがモシャスで化けていたという、ちゃんとフローラのことも立てていました。

ちなみに、ビアンカはイメージ通りにおてんばで積極的なキャラで、フローラは姫というだけあって上品な感じのキャラでした。

勇者アルス誕生

リュカとビアンカが結婚し、子供が誕生します。

ゲームでは男女の双子だったのですが、映画では男の子1人だけでした。

アルスが産まれてすぐに、天空の剣が勝手にブルブルしているシーンがありました。

リュカでも抜くことができなかった天空の剣を抜ける勇者が近くにいることで反応したということですね。

アルスが誕生してからすぐにゲマの襲撃があります。

リュカはサンチョにアルスを託して逃がしますが、その場で石にされてしまいます。

そしてビアンカはさらわれマーサ(リュカの母)がいる神殿に連れていかれます。

ゲマから魔界の扉を開ける呪文を唱えるようにマーサを説得するように仕向けられますが、それに逆らい石にされます。

2人とも石にされるのはゲームと同じですね。

そして石にされたまま8年が経過。奴隷で10年間、石になって8年間てよく考えるとけっこうえげつないっすね。

成長したアルスがリュカの石化を解きにやってきて、8年ぶりに動けるようになったリュカ。

アルスは「はじめましてお父さん。」のセリフ。

この時敵からの攻撃を撃退するために、リュカがアルスに投げて渡した天空の剣が抜けるシーンがすごくかっこよかった!

抜ける瞬間にドラクエおなじみの音楽が流れるのでした。

リュカのタイムスリップ

マーサとビアンカがいる神殿に行くためにはマスタードラゴンの力を借りなければならないのですが、マスタードラゴンは人間の姿に化けておりドラゴンオーブが無いとドラゴンに戻れないと言います。

ドラゴンオーブは少年時代に、ゲマに捕らわれるときに壊されてしまい破片しかないというリュカ。

しかし、その破片は偽物であることが発覚します。

そして、願いをかなえてくれる妖精がいる城へ向かい、そこで妖精から今リュカがやるべきことは過去に戻ることだと言われます。

それを聞いてハッとしたリュカ。昔子供の頃にサンタローズの街で青年からドラゴンオーブを見せてくれ!って言われたことを思い出すのでした。

その時の青年こそ成長したリュカで、ドラゴンオーブを本物とすり替えるためにやってきたのでした。

この場面はゲームでもインパクトが強かったですよね~!

たしか、ゲームではすり替えたのはドラゴンオーブではなくゴールドオーブだったと思うのですが。

ミルドラース復活阻止に向けた最終決戦

ドラゴンオーブを手に入れたリュカは、アルスと仲間のモンスター(キラーパンサーのゲレゲレ、スライムのスラリン)とともに、マスタードラゴンの背中に乗りゲマがいる神殿に向かいます。

まずビアンカの石化を解きます。ビアンカとアルスが久々の再会を果たすも、すぐにゲマ率いるモンスター軍団と戦闘開始です。

リュカの母マーサはゲームと同じくやられていまいます。

モンスター軍団との戦いは、激しく迫力があったので魅入ってしまいました。

ヘンリーもここで兵士の大群を連れて駆け付けます。

リュカはゲマに向かっていきます。

立ちふさがるジャミとゴンズを一撃で倒します。

そして、パパスの仇であるゲマを切りつけます。

抵抗するゲマ

剣を押し返されそうになりますが、そこにアルスも加わり、2人でゲマに大ダメージを与えます。

しかし、最後の力を振り絞りマーサの力を使って魔界の扉を開けるゲマ。

天で雲が渦巻きその中心が魔界と繋がりかけたとき、アルスがそれを阻止するため天空の剣を天の渦巻きの中心に向かって投げ込むのでした。

衝撃的なラスト

そして、魔界の扉が塞ぐことに成功し、ミルドラースの出現を阻止したか! と誰もが思ったでしょう。

空から満面の笑みを浮かべながら落ちてくるアルスを待つリュカ。

とその時、何かが変わりました。

あれ?? このシーンは観ている誰もが狐につままれたような感覚に陥ったと思います。

リュカ以外の人物が急に動かなくなり、周囲の色は灰色になります。

そこに空から仮面をかぶった人間のようなロボット? が現れるのでした。

そして、自分はウイルスだと言います。

そして「この世界はあなたが主人公リュカとなってプレイしている、昔流行ったドラクエ5のゲームの世界だ」と言うのです。

そして、まだ仮想現実の世界に入って5時間ほどしか経っていないと。

リュカは、「うそだ! 何年もの月日が流れたはずだ!」みたいなことを言っていたと思います。

しかしウイルスが言うことは間違いでありませんでした。

一人の大人がバーチャルリアリティを楽しめるゲームを始める前のシーンが出てきました。

バーチャルリアリティの装置の前で、係員と色々話していて「僕は絶対にフローラと結婚する」と言っているシーンが出てきました。

そんな感じでスタートしたバーチャルリアリティとしてのゲームの世界を、強制終了させようとウイルスがやって来たのでした。

現実に引き戻されそうになるのを必死になって抗うリュカ(の姿をした大人)。

「この世界は偽物なんかじゃない! 僕にとっては確かにあった世界なんだ!」みたいなことを言うリュカ。

もう完全に引き戻されてしまうか! となったときに、仲間となっていたスラリンがウイルスロボットの前に出てきて、「私はアンチウイルスだ!」と言います。

え?? 頭が混乱しかかって必死になって、何とか事態を飲み込もうとする自分がいました。

アンチウイルスであるスラリンが、ウイルスロボットを撃退して、再びゲームの世界を取り戻すのでした。

そして、リュカの周りにビアンカ、アルス、ゲレゲレや他の仲間が寄ってきました。スラリンも。

「ミルドラースは?」と聞かれたリュカは

「倒したよ。とんでもなく手ごわい相手だった。」と答えます。

そして、平和な世界を取り戻し皆と一緒に地上に戻るリュカ。

リュカは、心の中で思うのでした。

「こいつらともそろそろお別れか!」と。

だけど、この時のリュカはとてもいい顔をしていました。

そして、映画終了です。

2、まとめ

う~ん、面白かったです、面白かったんだけどやっぱり個人的にはラストはゲームの世界のまま終わってほしかったかなぁ。

余計な種明かしはいらないよ~ って感じでしたね。

観ている方まで急に現実の世界に連れ戻されてしまう感が半端じゃなかったです。

妻は、最後のウイルスロボットが出てくるところから内容が頭に入って来なくなったと言っていました。

というわけで、なんとも賛否両論ありそうな結末ではありました。

ただ、面白かったです! ラストを除けば面白いことに変わりはありません。自分的には。

懐かしい思い出の世界を体験できで良かったです。

家に帰ってからなんと息子がドラクエ5やりたいと言い出し、DS版をはじめました ^^

編集後記

もうすぐ盆休みです。

気持ちよく休みに入れるように、連休前にやらなければならないことを終わらせます。