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節税したいからと期末に固定資産を買っても1ヶ月分しか減価償却費にならない


利益というのは儲けのことで、次のように計算します。

利益 = 収益 − 費用

そしてこの利益が大きいほど税金(法人の法人税、個人の所得税)は高くなります。

利益が出て税金を取られるぐらいならお金を使ってしまえ! と思う人もけっこういるようです。

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1、節税について思うこと

「税金を減らす」という意味で「節税」という言葉をよく聞きます。

ですが、お金を使わずにできる節税はありません

節税というのは、まず費用として出ていくお金があって、その一部が戻ってくるイメージです。

節税

費用として出ていくお金以上のものが戻ってくることはあり得ないので、トータルで見れば必ずお金は手元から出ていきます。

ですので、節税するためにむりやり費用を増やしても決して特になるということはありません。手元からお金が減っていくだけです。

節税というのは、あくまで「必要なものにお金を使い、しっかりと記帳して費用にする」というある意味当たり前のことだと思います。

2、固定資産が必要で年度末に駆け込みで買っても 1ヶ月分しか費用にならない

さて、あくまで必要なものにお金を使うという前提でのはなしになりますが、決算が近くなると前倒しで固定資産を買おうと考える方がけっこういます。

200万円の車を買えば、それをそのまま費用として差引できると、勘違いしやすいので注意して下さい。

実際には、固定資産は買った時に一気に費用にすることはできません。

固定資産を買うのにかかった金額(取得価額)は、減価償却費として長期にわたって徐々に費用になっていきます。

しかも、買った年は決算までの残り期間で 1年分の減価償却費を月割りするので、決算月に買った場合は 1ヶ月分(1/12)しか減価償却費になりません。

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例えば、決算月に 200万円の車両を買った場合、その年の減価償却費は 55,500 だけです。

減価償却費

上図に示しましたように、買うのにかかった 200万円は年月をかけて徐々に減価償却費として費用になります。

(厳密には、最後 1円だけ残りますが。)

ただ、期末時点で慌てて買っても出ていくお金のわりにその期の節税効果は小さいのです。

繰り返しになりますが、200万円払っても払った時に一気に費用にはなりませんので。

減価償却について、このあたりのことが分かる動画を Youtube にアップしておりますので、よろしければどうぞ!

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3、まとめ

固定資産を買うとその分節税になるという誤解はよく耳にします。

それを売りに販売しようとする業者もあるようです。。

固定資産は、時間をかけて費用になっていくものなので、お金を使ったわりにすぐには節税効果が出ないということを理解して頂きたいと思います。

編集後記

10/10(水)はとある財産評価を集中的に行いました。

そして、18時からスカイツリーのソラマチにオープンしたカービィカフェの11月の予約ができるようになったのでトライ。

サイトが予約で混み合っており、私はまったくアクセスできませんでしたが、妻から何とか家族4人で予約できた! と連絡がありました。

最近子供たちがカービィにはまっており、11月にカービィカフェに行けるのを楽しみにしております(^^)

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