長い間同じことをやっていると思考停止してしまうことがあります。
自分の経験から言っても、無意識のうちに植え付けられたものというのはけっこう根強いです。
1、思考停止とは
長年同じ仕事をやっていると、その業界のその職場での「当たり前」というのが自分の中に染みついてくることでしょう。
特にその道何十年という方となれば、置かれた状況がその人にとっての当たり前であり、日々やっている仕事に疑問を持たなくなってしまうのだと思います。
これは別に会計事務所に限ったことではありません。
明らかに非効率なことを続けているのに、それをおかしいと思わない、いや思えないというのは正に思考停止の状態です。
年齢が上がるに連れて、どうしてもそういう傾向が強くなっていくことは明らかです。
ただ、そういう私も今年で 40歳になりました。
日々の仕事、プライベート、それ以外の社会常識など自分の中で固まってきてしまっていると感じることはありますし、あるいは無意識のうちに固まっていることもあることでしょう。
新しい考えを取り入れたり、新しいモノに興味を示さなくなったりすることは危険だと思うのです。
どうしても年齢とともに新しいことを取り入れるのが億劫になってしまいますが、これには全力で抗わなければいけません。
2、思考停止しないためにできること
思考停止しないためには、常に現状に疑問を感じて新しいことを取り入れれるように動かなけばなりません。
現在自分がどんなことをやっているか書いてみます。
ブログを更新する
ブログを更新するために、ネタを探すのでその中で新しいことに触れる機会が増えています。
これネタになるかも! と思ってやってみることもありますし、ガジェットなど新しいモノを買う機会も増えました(出費も増えますが)。
他の人のブログを読む
他の人のブログも読むようにしています。
情報面で新しいことを取り入れることもそうですが、その人の考えを聞くと自分が考えるための刺激にもなります。
セミナー受講
たまに興味があるセミナーを受けるようにしています。
新しいことを始めるために、ネットや本で調べるだけでは不十分だったりモチベーションが上がらないことがあります。
直接人の話を聞きに行くというのは大きな刺激になります。
これはもっと頻度を増やして行きたいです。
外部の人と繋がる
異業種の人々と話をすることも、自分の思考停止を食い止めるために大事なことです。
三島商工会議所青年部に昨年12月より入会し、毎月のミーティングには必ず出席するようにしています。
異業種の方々と1つのの課題に対応するために時間を共有することは、とても貴重な経験です。
3、まとめ
自分が思考停止してしまっていないか? ということには意識的に気をつけなければいけません。
思考停止にはなかなか気付きにくいのも事実ですし。。
常に現状に疑問を持ち続けるスタンスでいたいと思いますし、そのためにできることをもっとやっていきたいです。
編集後記
昨日(9/13)は午後から税務署で租税教室の講師養成の研修を受けてきました。
講義のやり方など工夫できそうな点が多々あり、思っていたよりも型にはまっていない感じでした。
来年早々に講師を担当させて頂くことになっていますが、今から楽しみです!