20代の頃、社会人になってからすごく読書をするようになりました。
週末の趣味は、カフェで読書という時期もあったぐらいです。
しかし、30代になってからは読書量が減り、ある時期は全くしませんでした。
そして、最近また読書をするようになりました。
読書量のイメージはこんな感じです。
さて、今日は
・読書をしなくなった理由
・最近また読書をするようになった理由
についてお話しします。
1、読書をしなくなった理由
20代の頃は、とにかく色んな本を読みました。
マーケティング、ゲーム理論などのビジネス書を中心に、小説やエッセイなども読んでいました。
社会人になる前後の頃は特にビジネス関係の知識が増えていくことに喜びを感じていました。
多分、他の同い年の人と比べて読書量は多かったと思いますし、読書をすると何となく自分のレベルが上がったような気がして満たされていました。
これだけ気合を入れていた読書ですが、30歳をすぎたあたりから徐々に量が減って行きました。いくつかの理由があります。
まず、単に知識が増えていくだけであることに疑問を感じたというのがあります。
先にも書いたとおり、ビジネス書を読むのが好きだったわけですが、私の仕事は当時エンジニアでした。
マーケティング論や経営分析の本はいくら読んでも私の仕事には直接的に関係が無かったのです。
そうなると、知識だけが何となく増えていくだけで、それを実践することはできないという状況が続くことになります。
いわゆるノウハウコレクターみたいになってしまう気がしたんです。
どんなにすぐれたノウハウを勉強したって、本で読むだけでは絶対に自分のものにはなりません。
知識 + 経験
この2つがあってこそ、はじめて真のノウハウとして自分のモノになるものだと思っています。
知識だけが増えて頭でっかちになるだけの状況に疑問を感じるようになり、しだいに読書量が減っていきました。
そして、また30代半ばになってからは税理士を目指すために勉強を始めたこともあり、それ以降はほぼ全く読書をしなくなりました。
読書している時間を理論の暗記に回した方が時間を捻出できると思ったからです。
やはり何事にも優先順位はあるもので、税理士試験での勉強や大学院での修士論文の執筆の期間中に読書にはまることなど絶対にできませんでした。
2、最近また読書をするようになった理由
さて、このように ↑ して読書をしなくなった私ですが、わりと最近になってまた読書を再開したわけです。
その理由を書いてみます。
一言で言えば当時よりも読書に目的を持つようになったということでしょうか。
表現力を身に付けたい
ブログを書いていて、表現力は大事だと感じています。
同じ題材について書いても書き手によって印象が違うのがブログの面白いところだと思うのですが、自分が発信する側になって、人と違う表現ができるようになれたらなぁ って思うこともあるわけです。
そのためには、やはり本を読んで色々な表現に触れなきゃならないと感じるようになったというのがあります。
知識よりも気付きを得たい
本で読んだだけのノウハウだと知識が増えるだけで自分の血肉にはならない、という考えは今も変わっていません。
また、知識が身に付くと言っても一冊の本に書かれた全てのことを覚えれるわけではないです。読んですぐに忘れることもあります。
しかし、本を読むことによって何か気付きを得られるのも事実です。
多くのものを求めなくても何か一点でも気付きがあればその読書は成功ということで良いのではないかと思うようになりました。
その気付きによって時に行動に繋がるような、起点としての役割を読書は果たしてくれることがあります。
3、まとめ
・表現力を身に付けたい
・気付きを得たい
この2つが今自分が読書をする理由です。
毎月何冊読む みたいなノルマは課していません。
あくまで、仕事やプライベートとの兼ね合いで時間に余裕があるときに読むというスタイルです。
編集後記
昨日(1/2)は家でまったりしていました。
今更ですが、税理士試験期間中の放送で見れてなかった検事のドラマ「HERO シーズン2」にはまっており、まとめて視聴しています ^^