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資格と実務の違い 資格は自分に箔を付けるもの、実務の能力は実務の中で身に付けるもの

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いわゆる資格試験と呼ばれるものは、これまで何回か受けたことがあります。

ブログでも度々記事にしている税理士試験や 日商簿記1級、VBA エキスパート、もっと過去に遡れば TOEIC などです。

常々感じていたことですが、資格試験の知識が現実の実務でいつも役に立つわけではありません。

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1、資格の意義

何のために資格があるのか? ということについてですが、「試験に合格することによってその分野の専門家として公的に認めますよ」ということでしょう。

税理士試験に合格して税理士登録すれば、税金のプロとして認められ周囲からもそういう目で見て頂けると、実際に税理士になられた方が言っていました。

また、私は VBA エキスパートという資格を持っていますが、名前を見れば VBA に詳しいのだろうなということは分かって頂けると思います。

昔の話ではありますが、TOEIC の点数が 700 点以上あり、会社の上司から英語が得意なやつと思われていました。

資格には一定のインパクトがあり、それを持っていることによって「自分に箔が付く」ことは間違いないでしょう。

2、資格と実務の違い

さて、資格を取得することで自分に箔が付きますが、冒頭にも書いたように資格試験のための勉強が実務に役立つとは限りません。

机上の勉強と実務はやはり違います。

税理士試験では簿記をかなり勉強しましたが、そこで習った仕訳と実務で使う仕訳は異なる部分が多いです。
財務諸表論の理論の勉強が実務で役に立ったと思えたことは殆どありません。
また、国税徴収法に至ってはほぼ全く実務で出番はありません。

全くの持論ではありますが、どの科目を受験していたとしても、やはり実務の能力は実務の中で高めなければならないものだと思っています。

これは、会計業界に限った話ではありませんが、資格を取得したからといって実務能力が高まるわけではないです。

VBA エキルパートの資格を持っていても、実際にプログラミングできるようになるためには、実務の中でプログラミングを使う機会を見つけて対応することを繰り返し、徐々にスキルを身に付ける必要があります。

TOEIC の点数がどれだけ高くても、それだけでビジネスに役立つ英語が使えるわけではありません。

書くにしろ話すにしろ、実務の中で毎日英語のメールを送る機会があったり、外人に向けてプレゼンテーションをしたり、あるいは外人と電話で直接話す経験を積み重ねなければ、絶対に使える英語にはなりません。
(自分の経験から断言できます。)

3、資格取得は何のために行うのか?

それでは、必ずしも実務能力が高まるわけではない資格を何のために取得するのか? という根本的な疑問が出てきてしまいます。

自分の中では次のように考えています。

独占資格の場合

税理士や弁護士、弁理士のような、いわゆる独占資格というものは「それがなければ独占業務ができない」ということです。

どれだけ会計事務所での実務経験が長くて素晴らしいパフォーマンスを持っていたとしても、税理士の資格が無ければ一人前とは見てもらえないし、自分の事務所を構えることもできません。

パフォーマンスが高い人がどんどん事務所を構えていけば社会にとっては良いことですが、資格が無ければそれはできません。

「資格を持っていれば一人前だから、自分の事務所を構えて良いですよ」と、世の中のルールで決まっているのだから、仕方がないということですね。

ならばそのルールに従い、一人前と見てもらえるように資格を取らなければならない。

実務に役立つとかどうとか余計なことは考えずに、資格取得というゲームに勝つ!!ぐらいの気持ちでやるしかないということです。

独占資格以外の場合

それでは、英検やTOEIC、VBAエキスパートのように、独占業務とは関係ない資格はどうでしょうか。

まぁ、言ってしまえはこれらの資格は別に無くても困らないと思います。

もし、資格を取得するとしたら、資格ありきで考えずに、あくまでも実務能力を補完するためのものというスタンスで勉強した方がよいと思います。
(実務でVBA を使ったことがない人が、とりあえず VBAエキスパートの資格でも取ろう! という発想はしない方がよいでしょう。)

実務ありきで考え、少しでも実務に役立つものを選ぶべき! と私は思います。

ただ、大企業だと 「TOEIC の点数が●●点以上ないと係長に昇進できない」というように昇進の要件になっている場合もあります。
そのような場合には、独占資格と同じスタンスで頑張るしかないでしょう。

4、まとめ

資格と実務の違いについては、これまでも常々思うことがあったので記事にしてみました。

会計業務において、最終的に必要なのは実務能力です。

ただ、そうは言っても税理士の資格が無ければできない業務がありますので、資格は資格で取る努力をしなければなりません。

何とも難しいところですが、

・独占資格の場合は、勉強した内容が役に立つかどうか考えずに、資格を取ることだけを目的に勉強する
・独占資格以外の場合は、少しでも実務に役立つものを選び実務能力の補完をする目的で勉強する

というスタンスがよいと思っています。

まぁ、上記の他にも完全に趣味で取る資格も今後あるかもしれませんが。。。

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