税理士試験3科目に合格するためにどれだけの時間がかかったのか? 前から計算してみたいと思っていました。
2014年の1月〜2015年の8月の間は、ストップウォッチで勉強時間を計測して記録してました。
税理士試験では、制限時間内に問題を解かなければなりません。常に時間を意識することになります。私は「問題を解く時間の計測」にストップウォッチを使ってました。また、同時にストップウォッチを「日々の学習時間の記録」のためにも使うようにしていました。1、問題を解く時間を計る、答練・本試験での経過時間を計る簿記論の勉強を始めた当初から、トレーニングの問題や答練を解くときに、かかった時間を計るためにストップウォッチを使いました。予備校の問題集に何分以内に解くべき問題か、「制限時間」が書いてあります。問題の... 税理士試験の勉強でストップウォッチをフル活用する、勉強時間をExcel(エクセル)... - My タックスノロジー |
以前、税理士試験の勉強時間をストップウォッチで計って記録していたことについて記事に書きました↓勉強時間の記録をしていた時期は、2014年の1月〜2015年の8月の間です。あと、税理士試験を受ける前の日商簿記1級の勉強期間も少しの間(2012年の5月~8月)勉強時間の記録をしていました。今日は、この勉強時間の記録を実際にどのようにやっていたのか、詳しく書きたいと思います。1、勉強時間の記録のルールストップウォッチでの時間の計り方は、簡単に言えば・勉強しているときはオン・休憩中はオフ勉強とは・WEB講義の視聴・テキス... 税理士試験 勉強する起爆剤になる、ストップウォッチを使った勉強時間の記録方法 - My タックスノロジー |
ストップウォッチで実際に計った時間は「実働時間」になるので、かなり厳密な勉強時間と言えると思います。
税理士試験の勉強を開始したのは、2012年5月からになります。
最初は日商簿記1級の勉強が中心で、本格的にやりはじめたのは1級の試験が終わった2012年11月から。
税理士試験の勉強期間は、2012年5月〜2015年8月。
先に書いたようにストップウォッチで勉強時間を計測していた期間は、2014年の1月〜2015年の8月。だいたい全勉強期間の半分の期間です。
税理士試験3科目に合格するためにどれだけ勉強したか、実際にストップウォッチで計った時間と推定を合わせて計算してみたいと思います。
1、第65回税理士試験(国税徴収法)に向けての勉強時間
以前に記事に書いたように、2014年9月〜2015年8月まで、1年間きっちり記録を続けました。
こちらの記事↓の一番最後に、第65回税理士試験に向けての勉強時間の合計を書きました
税理士試験では、制限時間内に問題を解かなければなりません。常に時間を意識することになります。私は「問題を解く時間の計測」にストップウォッチを使ってました。また、同時にストップウォッチを「日々の学習時間の記録」のためにも使うようにしていました。1、問題を解く時間を計る、答練・本試験での経過時間を計る簿記論の勉強を始めた当初から、トレーニングの問題や答練を解くときに、かかった時間を計るためにストップウォッチを使いました。予備校の問題集に何分以内に解くべき問題か、「制限時間」が書いてあります。問題の... 税理士試験の勉強でストップウォッチをフル活用する、勉強時間をExcel(エクセル)... - My タックスノロジー |
勉強時間は 1733時間
2、第64回税理士試験(簿記論、財務諸表論)に向けての勉強時間
記録を取り始めたのは、2014年の1月からです。
簿記論が不合格になったのがきっかけでした。
2014年1月〜8月まではきっちりとした記録が残っており勉強時間は、1393 時間でした。
年内の2013年9月〜12月は残念ながら記録はしていなかったので推定したいと思います。
年内は、財務諸表論と国税徴収法を勉強してました。簿記論合格する気でいましたので(苦笑)
国税徴収法は結局第64回の税理士試験では受験しませんでしたが、この年内の勉強は第65回に生きてきているはずなので、税理士試験の勉強時間には加えておきたいと思います。
勉強時間の推定についてですが、まず先に書いたようにしっかりとした記録が残っている第65回税理士試験(国税徴収法)の、年内と年明けの勉強時間の比率を出したいと思います。
・年内 391 時間
・年明け 1342 時間
————————————
・合計 1733 時間
年内/年明け = 0.291 となります。
第64回に向けての勉強も、年内(2013年9月〜12月)と年明け(2014年1月〜8月 )の勉強時間の比率は似たようなものだと思います。
年内はスロースタートで年明けから勉強時間を増やすやり方でしたので。
ですので、年明け(2014年1月〜8月 )の勉強時間 1393 時間に上記比率 0.291 を掛け算して推定したいと思います。
1393 時間 × 0.291 = 405 時間
年内(推定)と年明け(厳密に計測)を合計すると
勉強時間は 1798 時間
3、第63回税理士試験(簿記論)に向けての勉強時間
記録がしっかりとは残っていないので推定になります。
【年内の勉強時間】
まず年内(2012年5月~12月)の勉強時間を推定したいと思います。
2012年5月~11月までは日商簿記1級の勉強が中心で、簿記論の勉強時間はトータルの勉強時間の2割程度でした。
日商簿記1級と簿記論を合わせた勉強時間の記録が5月下旬~8月下旬の3ヶ月間だけ計測してあるので、それを元に推定したいと思います。
3ヶ月で 440 時間、そのうちの2割が簿記論に費やした時間だとすると
440 時間 × 0.2 = 88 時間
日商簿記1級が終わる11月中旬までの間(2012年5月中旬~11月中旬までの6ヶ月間)の勉強時間は
88 時間(3ヶ月相当)×2 = 176 時間
11月中旬以降の年内勉強時間は、簿記1級の試験まで1級の勉強に当てていた時間の1.5ヶ月相当とします。
440 時間 ÷ 3 × 1.5 = 220 時間
年内の勉強時間は 176 時間 + 220 時間 = 396 時間
【年明けの勉強時間】
続いて年明けの勉強時間を推定します。
第64回に向けた簿記論・財務諸表論2科目受験の時の方が大変だったこと間違いありません。
それでも、多くの時間を簿記論1科目の受験に当てたので、第64回 の年明けの勉強時間の計測値(1393 時間)の8割とします。
1393 時間 × 0.8 = 1114 時間
【1年間の勉強時間】
1年間の勉強時間は 396 時間 + 1114 時間 = 1510 時間
4、まとめ
さて、税理士試験3科目(簿記論、財務諸表路、国税徴収法)合格のためにかけた時間を計算しました。
第65回の国税徴収法は、1科目受験のわりにかなりしんどかったです。。
国税徴収法1科目と第64回の簿財2科目受験のときの勉強時間(半分推定)が同程度となる計算ですが、自分の感覚的にも正しいと思います。
簿財2科目と同じくらいか、それ以上に大変な感覚でした(> 税法1科目合格の厳しさが改めてよく分かります。。
一番長く勉強したのは簿記論でしょうか。
第63回と64回分合わせて、簿記論だけで2000時間を超えていることでしょう。
予備校のパンフレットに書いてある勉強時間は何を基準に出しているか分からないのですが、自分の経験から言えばあの時間で合格するのはかなり厳しいと思います。
3科目合格までの勉強時間トータルが5000時間程度の計算にもなる税理士試験、、、、、確かに勉強期間中は勉強と仕事の記憶しかありません。。
全てを犠牲にしていました。。。
あくまで私ひとりの一例にすぎませんが、これから勉強される方には参考にして頂きたいです。