はじめろぐ

医療費をネットで確認、協会けんぽ情報提供サービス

確定申告で医療費控除を受けるために、「協会けんぽ」などが発行する医療費の通知を使うことができます。

今年の確定申告(2017年分)で医療費控除を受ける場合、申告書を紙で提出するときは提出する書類が前年と変わっています。1、医療費控除に関する提出書類の変化点確定申告書を紙で提出する場合の変化点は以下になります。①医療費の領収書の提出が不要②医療費控除の明細書の提出が必要①医療費の領収書の提出が不要昨年までは、領収書を提出する必要がありました。その提出が必要なくなり、5年間申告者自身が保管することとなりました。電子申告を行なってきた人は元々領収書を提出ではなく5年間保管の必要があったので、やることは変わ...
医療費控除の必要書類、全国健康保険協会などの医療保険者が発行した「医療費通知... - はじめろぐ
もうすぐ(あるいはもう既に)確定申告の時期ですね。e-Tax での還付申告(税金が戻ってくる)であれば1/4 から行うことができます。所得税額を小さくすることができる医療費控除を受ける人も多いかと思います。(医療費控除は年末調整で受けることはできません。必ず確定申告が必要です。)さて、病院に行ったときに貰える領収書を無くしてしまうことがありますが、その場合でも全国健康保険協会(協会けんぽ)などの医療保険者から送られてくる医療費通知書があれば、無くした領収書分の医療費控除を受けることができます。医療費通...
領収書を無くしても医療費通知書があれば医療費控除を受けれる - はじめろぐ

この協会けんぽには、情報提供サービスというのもあり、申請すればネットで医療費を確認することができます。

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医療費をネットで確認、協会けんぽ情報提供サービス

申請

情報提供サービスを使うためには、まずは協会けんぽのHPの利用申請(被保険者)から、申請する必要があります。

必要な項目をすべて入力して申請しましょう。

申請してからだいたい2週間ほどで、IDと協会発行パスワードが郵送されてきます。

なお、お客様設定パスワードはしっかりと控えておく必要があります。

後でログインの際に必要ですので。

医療費の確認

IDと協会発行パスワードが送られてきたら、それらを使って医療費照会から医療費を確認できるようになります。

①「問い合わせ」をクリックしてしばらくしてから②「状況確認」をクリックします。

次の画面で①「期間設定」を行い、②「照会」をクリックすると、該当する期間の医療費の情報が表示されます。

表示されるデータは、医療費の通知に載っているのと同じものです。

なお、期間は直近2年までであれば遡って確認することができます

協会けんぽの情報提供サービスをどう使うか?

協会けんぽの情報提供サービスをどう使うか? ということについて

まず残念な点として、医療費のデータをCSVなどでデータ出力できない(多分)点があります。

データ出力できれば、医療費の集計で圧倒的なアドバンテージを発揮できるのに。。。

医療費の通知を確定申告で使う場合には、郵送されてきた紙の「医療費の通知」を必ず提出(電子申告の場合も)必要があり

ネット上のデータをプリントアウトするのではダメでしょう。

そうなると、保管してある病院の領収書に抜けが無いかを年の途中に照合して確認するぐらいしか使い道がないのかなぁ、、、なんて思っています。

まとめ

協会けんぽの情報提供サービス、ネットでデータを確認できること自体はありがたいことではありますが、データ出力できて欲しかったです。。

そうなれぼサービスの価値はずっと高くなると思うのですが。

編集後期

3/28(土)は予定していた静岡市でのオフ会を、急遽 Zoomオフ会に変更して開催しました。

私以外は、2名の方にご参加いただき、3時間楽しくお話しさせて頂きました!

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