大学院で執筆した修士論文(税法論文)が国税審議会の審査を通り、7月上旬に「税理士試験免除決定通知書」を受け取りました。
2017年7月5日に、国税庁の国税審議会から「税理士試験免除決定通知書」が届きました。仕事中に妻から LINE で国税審議会から郵便物が届いたとの連絡があったので「おぉ〜、ついに!!」と気持ちが高ぶりました。3月20日に大学院の卒業式が終わってから3ヶ月半、待ちに待った免除通知がようやく届きました。本当に、待ちくたびれました。1、税理士試験免除決定通知書仕事の後に家に帰ると、テーブルの上に見覚えのある茶封筒が置かれていました。国税庁に免除申請の際に提出した返信用の封筒です(書留での郵送希望だったため 570円 分... 国税審議会から「税理士試験免除決定通知書」が届いた!! - My タックスノロジー |
その後、税理士登録に必要な書類を揃えて、先日、名古屋の東海税理士会事務局へ税理士登録の申請に行ってきました。
税理士登録の申請に必要な書類については、また書ける範囲で書こうと思います。
今日は、手続きの大まかな流れと名古屋に行った当日のことについて書きたいと思います。
後半、若干日記っぽくなってしまう点ご容赦下さい。
※税理士会事務局がある住友生命名古屋ビル
1、税理士登録までの大まかな流れ
まず、必要な書類の一つとして「資格を証する証書」があります(申請の際に事務局で原本確認をし、コピーを提出します)。
この資格を証する証書は、以下のようになります。
・5科目合格の場合……税理士試験合格証書
・税務署OBの場合……特別税理士試験合格証書
・税法2科目免除を受けた場合……税理士試験免除決定通知書
*なお、税法2科目免除を受けた場合でも、最後に会計科目に合格して資格を有することになる人は官報合格に該当すると聞いたことがあります。その場合は5科目合格と同じ扱いなのかも知れません(その点は、よく分かりません)。
私の場合は「税理士試験免除決定通知書」が該当します。
修士論文(税法論文)が国税審議会の審査を通り、税法2科目免除が認められてから、他の必要な書類を集めることとなりました。
大まかな流れは次のようになりました。
東海税理士会に所属することとなる前提です。自分が所属することとなる税理士会によって手続きが異なると思われます(以下の 3~7の部分)。
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1、資格を証する証書(私の場合は「税理士試験免除決定通知書」)を受け取る
↓
2、東海税理士会事務局に問い合わせて、税理士登録の申請の流れと提出書類を確認し、記入が必要な書類を送ってもらう
↓
3、記入が必要な書類は形式に従い記入、役所などで入手する必要がある証明書類は交付を受ける
↓
4、東海税理士会へ書類(記入が必要なものは、一旦は記入用紙のコピーに記入)を FAX で送付して仮提出
↓
5、東海税理士会事務局より、電話で仮提出した書類の記載上の不備や不足しているものの指摘を受ける
↓
6、指摘を踏まえて、本提出用の書類への記入、不足しているものを集める
↓
7、名古屋の東海税理士会事務局まで出向いて申請
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8、事務所の実態調査
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9、東海税理士会・日本税理士連合会での審査
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10、審査を通れば税理士登録(はがきが送られてくる)
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資格を証する証書が届いたら、まず自分が所属することとなる税理士会へ問い合わせて、申請の流れと提出書類を確認し記入が必要な書類を送ってもらいましょう(上記2の部分)。
日税連(日本税理士会連合会)の HP に税理士登録に必要な書類について書かれていますが、そこに書かれているのは「日税連が必要としている書類のみ」です。
これだけでは不十分で、「自分が所属することとなる税理士会が必要としている書類」も提出しなければなりません。
「日税連が必要としている書類」と「税理士会が必要としている書類」を税理士会へまとめて提出するというのが実際にやるべきことです。
日税連の HP には、税理士会が必要としている書類については書かれていません。
日税連の HP に書かれていることだけを見て書類の準備を始めると、役所から交付を受ける証明書類の部数が足りなかったりして(税理士会に提出する分が足りない)、結局二度手間になってしまいます。
私はやってしまいました。。。(>
ですので繰り返しになりますが、資格を証する証書が届いたらまずは自分が所属することとなる税理士会へ問い合わせて、申請の流れと提出書類を確認し記入が必要な書類を送ってもらいましょう(上記2の部分)。
2、名古屋の東海税理士会事務局での申請手続き
名古屋駅から東海税理士会事務局までの足取り
先日、税理士登録の申請で名古屋の東海税理士会事務局へ行ってきました。
東海税理士会事務局の場所は、名古屋駅近くの「住友生命名古屋ビル」の22階です。
名古屋駅の桜通口(東側)から徒歩で 10~15分くらいのところにあります。
桜通口(東側)を出てから、名鉄百貨店や近鉄パッセがあるアーケードの下を通って南側に進み、笹島の交差点に向かいます。
有名?な「ナナちゃん人形」です↓
笹島の交差点には、名鉄レジャックがあります。
愛知にいた頃には、ボーリングやらカラオケやらで通算で50回は行ったと思います。
なお、住友生命名古屋ビルはナナちゃん人形とは反対側(南を進行方向とすると、通りの左手側)になるので、この交差点で進行方向に信号を渡るだけではなく、進行方向の左側にも信号を渡ると良いでしょう。
(この交差点で2回信号を渡ることになります)
通りの左手側に渡った後、そのまましばらくまっすぐ進むと歩道橋が見えてきます。
そして、この歩道橋のすぐ手前に「住友生命名古屋ビル」があります。
東海税理士会事務局での申請手続き
東海税理士会事務局はこのビルの22階です。
部屋に入り窓口で担当者の方に応対頂き、打ち合わせ机に招かれました。
手続きの際にやったことは以下の2点です。
・書類を提出しチェックを受ける
・今後の説明を受ける
提出が必要な書類は全て1つのクリアファイルに入れてあったので、カバンから出してまとめて提出しました。
それから、書類のチェックが始まりました。
書類1枚1枚指でなぞりながら、念入りにチェックされていました。
途中で
・税理士試験免除決定通知書の原本
・大学院の学位記の原本
の提示を求められました(事前に送付してもらった手続要領に記載がある通り)。
また、仮提出の後に指摘を受けたことは訂正済みでしたが、さらに訂正が必要な箇所がありその場で対応しました。
履歴書の中で前職の社名の前に「(株)」と記載したところを「株式会社」としなければならない点や
過去の大学受験浪人時代のことを「予備校通学」と書いたのを「予備校通学のため無職」
としなければならない点など。
かなり形式には厳しいです。
当日訂正が必要かも知れないと思い、印鑑を持って行ったのは正解でした。
書類のチェックが終わってからは、今後の流れの説明を受けました。
今後は、税理士会と日税連の2段階の審査が入り順調に行けば9月下旬に税理士登録が完了するということです。
手続きは午前11時から始まりちょうど12時に終わったので、1時間ほどかかりました。
3、今回の名古屋訪問で入ったお店
さて、ここから先は余談ですが、今回の名古屋訪問で行ったお店を紹介しておきたいと思います。
名古屋駅 ESCA 地下の「喫茶 Murayama」
JR名古屋駅の太閤口(西口)から出てすぐの地下街「ESCA」にある「喫茶 Murayama」でモーニングを食べました。
ESCA 入口(太閤口を出てすぐ)↓
喫茶 Murayama は ESCA 入り口のエスカレーターを降りてすぐ左側にあります。
名古屋といえば元祖モーニングサービスです。
このお店のモーニングサービスは 11:00 までやってます。
アイスコーヒーにモーニングサービス(トースト・ゆで卵付)で 420 円。
お店は昔からここにあると思われやや古い雰囲気が出ていますが、そこがまたいい味を出しています。
好きなお店の1つなので ESCA に来たときにはいつも寄っています。
栄中日ビルの1Fロビー付近の「JUCHHEIM(ユーハイム)」
午後は、友人と栄(名古屋駅から地下鉄東山線で2駅)の中日ビルの1Fのロビーで待ち合わせをしお昼を食べてきました。
中日ビル1F のロビー↓
中日ビルの1Fのロビーのすぐ横にある「JUCHHEIM(ユーハイム)」に行きました。
バウムクーヘンが有名なお店ですが、入るのは初めてです。
お昼ご飯としてポークソテーのセット(ドリンク、デザート付)を注文しました。これで確か 1,000円強。
一緒に食事をした友人は 20年くらいの付き合いです。
お互いの近況報告など久しぶりに話すことができ、多くの刺激を貰いました!
名古屋駅新幹線ホームの「住よし」
名古屋を去り際に寄ったのが、新幹線ホームの中にある立ち食いのうどん屋「住よし」。
お店の前で食券を買います。
けっこう人気があるお店のようで、いつも混んでます。
味噌きしめんを注文しました。620円です。
赤みそにきしめんが入った名古屋特有のメニューです。
味噌が染み込んだネギと油揚げがいい味を出しており、卵がはいっているのも自分としてはポイント高いです!!
4、まとめ
税理士登録の申請のための名古屋訪問でした。
登録は最短で9末頃になりそうです。
ようやく、これから税理士としてのスタートラインに立てそうなところまで来ました。
東海税理士会事務局が名古屋にあるため、登録後も研修や総会などで名古屋に来る機会がぼちぼちありそうです。
名古屋が大好きな自分としては、うれしい限りです!!