私が高校生のときは、2年生になる前に文系・理系のコース選択をしました。
数学・物理が好きで国語が嫌いだったので当然のように理系を選択しました。
大学も工学部でそのまま理系の職業であるエンジニアになりました。
トータルで18年間、理系畑を歩んでから税理士になりました。
1、30代半ばからの文転はどうか
34歳になる直前に会社を辞めて実家の会計事務所で勤務開始しました。
それと同時に日商簿記1級の勉強スタートです。
会社を辞める話を上司にしたときには、「本当に大丈夫なんか??」って心配されました。
そんな計画が思い描いたように行くとは限らないし、これまで積み上げたものを捨てることになるからだと思います。
そういう周囲の反対を押し切る形で税理士になることを選びました。
税理士になる人は殆どが文系出身者なので、私は文転したことになるでしょう。
本題である文転した感想ですが、「まぁなんとかなってるかな!?」 って感じですかね(^_^)
最初はかなり戸惑いました。。
会計事務所の仕事は決まったことをルールに沿ってやらなければならないことが多いです。
これまでそういう経験をしてこなかったので、、、理系の仕事はどちらかと言えば思考力・発想力が必要な仕事でした。
そういう仕事の性質に戸惑いながらも徐々に慣れて行く工夫をしました。
会計事務所に転職してしばらく、仕事に慣れるのが大変でした。今でも試行錯誤しています。「理系出身だから数字に強いでしょ!」とよく言われるのですが、、、、同じ数字を扱う仕事でも技術に使う場合とは使い方が違うんです。今日は、自分がどのようにして会計事務所の仕事に慣れたか書きたいと思います。1、数字を見直す習慣を身に付ける転職後最初の頃はとにかく数字を間違うことが多かったです。写し間違え、入力ミス、合計額が合わない、、、など後で簡単に見つかるようなミスだらけでした(> 会計事務所の仕事に慣れるためにやったこと - My タックスノロジー |
税理士試験の勉強も、簿記もほとんど知らなかったので最初はかなり大変でしたが、やっぱり時間をかければ徐々に吸収できるものだと感じました。
大学院の修論も何とかなりました。
昔から何となく根拠のない自信はあるので、いつも何とかなる!!って思ってます。
そう思ってたから30代半ばからの文転も、まぁ何とかなったのかなぁってくらいの感覚です。
2、過去の経験は今でも十分いきている
理系的なことと文系的なこと、どちらが得意かと言えばやっぱり理系的なことです。
基本、仕組みを考えたり、何かを作り上げることが大好きです。
会計事務所の仕事は単調なことが多いです。
しかし、そんな中でも自分の理系的なスキルや考え方は十分役に立っていると思います。
IT とプログラミングを使った業務効率化
これは日々やっています。
プログラミング言語などのツールを使うだけでなく、アイデアを考えれるのはおそらく過去の経験があったからでしょう。
自分が理系畑でやってきたことは全然無駄にはなっていません。
3、まとめ
文転して何とかなってるか?と聞かれれば、先にも書いたようにまぁ何とかやれてるという感じです。
これから、同じように文転を考えている方に言いたいことは「何とかなると思えば何とかなる」ということでしょうか。
そして私自身の方向性はと言うと
・税理士としてスキル
・理系的なスキル
今後も文理のスキルの融合を一つのテーマとして常に考えていくつもりです。