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Excel(エクセル) 漢字にふりがなをふる PHONETIC 関数の使い方

会社で従業員名簿を作るときなど、漢字にふりがなをふりたい場合があるかと思います。

例えば、以下のExcel シートのように従業員の名前を漢字で入力してあるとします。
隣の列にふりがなをふりたい場合、一人一人入力するのは面倒です。


*上の表の名前は私が適当に考えたものです。知人などではありません。

今日は、漢字のふりがなを表示させる PHOTENIC 関数について説明したいと思います。

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1、PHOTENIC 関数の使い方 まず適当なセル「C5」に漢字入力します。 ローマ字入力で「まついはじめ」と入力したとします。 これを普通に漢字に変換します。 さて、となりのセル「D5」にふりがなをふりたい場合、「D5」に「=PHONETIC(C5)」と入力します。 PHONETIC関数は、「=PHONETIC(文字列)」のように入力して使います。 今回は引数である文字列として、漢字が入力されたセル「C5」を入れています。 これにより、カタカナでふりがながふられます↓ なお、最初に漢字を入力する際に姓と名の間に空白を入れた場合、ふりがなの方にもスペースが入った状態で表示されます。 ちゃんと空白を認識してくれます。 2、ふりがなの表示、設定、編集 ふりがなを平仮名にする(ふりがなの設定)

さて、先ほどカタカナでふりがながふられましたが、平仮名でふりたい場合もあろうかと思います。

その場合、漢字が入力されたセル「C5」を選択して、メニューバーの「ホーム」から「ふりがなの設定」を選択します。

するとふりがなの種類が選べるようになります(デフォルトでは「全角カタカナ」になっています)。
「ひらがな」を選択しましょう。

これで、ふりがなを平仮名に変更できます。

PHONETIC 関数が入力されている「D5」に、ふりがなが平仮名で表示されるのが確認できます。

なお、セル「C5」に漢字を入力する前にふりがなの設定を「ひらがな」にしていた場合には、PHONETIC 関数でのふりがなの表示は最初から平仮名になります。

ふりがなを変更する(ふりがなの編集)

PHONETIC 関数は、最初に漢字を入力したときのローマ字入力通りにふりがなをふります。

例えば、「松井元」という漢字を入力するために、ローマ字で
・「まついはじめ」ではなく
・「まついもと」と入れて漢字に変換した場合
PHONETIC 関数によるふりがなも「まついもと」と表示されます。

ふりがなを変更したい場合、メニューバーの「ホーム」から「ふりがなの編集」を選択します。

すると、ふりがなを書き換えれるので、正しいふりがなに変更します。

「モト」→「ハジメ」

これでPHONETIC 関数によるふりがな(D5)も変わります。

漢字の上にふりがなを表示させる(ふりがなの表示)

セル「C5」を選択した状態で、メニューバーの「ホーム」から「ふりがなの表示」を選択すると、漢字の上にふりがながふられます。

3、まとめ

さて、PHONETIC関数を使って冒頭で示した従業員の名前にふりがなをふりたいと思います。

まず、セル「D6」に「=PHONETIC(C6)」と入力します。

そして、セルD6〜D11を選択して、「Ctrl + D」を押せばこれらのセル全てに、D6と同じ関数式が入ります。

これで、従業員の名前(漢字)にふりがながふられました。

以上、PHONETIC関数で漢字にふりがなをふる方法について説明しました。

上の例では従業員の人数は6人で多くありませんが、ふりがなをふる人数が多いほどPHONETIC関数を使う甲斐があります。
作業をだいぶ楽にできます!

ふりがなをキーボードで入力するのはやめて、なるべくこのPHONETIC関数を使うようにしましょう!

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