税理士試験での勉強は、「合格」という結果以外にはあまり意味がないと思ってます。
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1、試験合格は過程であって目的ではない
なぜこんなにハードな税理士試験にチャレンジするのか?
試験勉強中、自問自答することがよくありました。
自分にとって税理士試験に挑戦する目的は「税理士になって活躍するため」でした。
税理士試験に合格した先に、試験勉強をする「目的」がありました。
試験に合格することは、あくまでその過程だと思ってました。
今でもそれで正しいと思ってます。
2、実務との繋がりを考えすぎない
試験勉強していると、よく重箱の隅をつつくような問題や、明らかに実務とは異なる処理の仕方を見つけたりします。
そんなときは、これ勉強して意味があるのかなぁ?、、とか思いがちです。
だけど、そういうことを考えすぎるとモチベーションが下がってしまいます。
勉強中あまり余計なことを考えずに、とにかく目の前に問題があるからやろう! というスタンスを保つようにしました。
役に立つか立たないかなんて関係ない。これはゲームなんだ、、、
実務のために勉強してるんじゃなくて、ゲームに勝つために勉強してるんだ! 、、、、そう自分に言い聞かせてました。
3、学問的追求をしない
また、理論を勉強してるときなど、興味が湧いてくる論点があったりします。
そんなときは、その部分を深掘りしたくなります。
しかし、興味で深掘りしても、合格に近付かなければ意味がありません。
税理士試験は学問ではなく試験なので、合格に必要な理解の仕方をしなければなりません。
私の場合は、論点を自分なりに理解するために「こうだからこう」と一言二言で、理屈を説明できるように心がけました。
「自分が理解するために、自分なりに説明できるようにする」
それ以上の追求は敢えてしませんでした。
理解の伴わない丸暗記は良くないですが、合格に不要なレベルの追求も必要ありません。
4、まとめ
私は大学院で税法論文を書き税法2科目を免除する道を選んだので税理士試験は3科目しか受験していません。
5科目合格した人に比べれば試験のことを語るのには適していない立場かもしれません。
しかし、税理士試験についてはやはり合格という結果にのみ意味があると思っています。
私自身そうなのでよく分かるのですが、自分が日々努力していることをどうしても無駄だとは思いたくありません。自分で自分を否定したくありません。
試験結果が不合格だった年は特にそうでした。
何のために様々な犠牲を払ってまで努力し続けたのか、結果が伴わなくてもその努力に意味があったのではないかと考えたくなります。
しかし、残念ながらそうではなく結果が伴わないと費やした時間も労力も何の意味も無くなってしまうと思います。
・とにかく目の前のゲームをクリアすることだけ考える!
・ゲームをクリアするために必要なことだけをやる!
・余計なことは考えない!
それに徹するのがベストだと思います。
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