はじめろぐ

継続はやっぱり大事、楽な方には一瞬で戻れるけど逆はムリ、税理士試験でも何でも

「継続は力なり」とよく聞きますが、本当だと思います。

税理士試験の合格は、正しく継続の成果と言えるでしょう。

以前記事にしましたが、社会人になってからは税理士試験の勉強をはじめるまでは殆ど机に座ってやる勉強はしていませんでした。

週末は遊ぶことばかり考えてました。

私は税理士の資格を取るにあたり、税理士試験の受験資格が無かったので、まず簿記1級の勉強から始めました。・簿記1級の勉強を本格的に開始したのは34歳になったばかりのとき・税理士試験の3科目合格と大学院の修士論文が完成したのが38歳と9ヶ月のとき(ちょうど今)です。5年弱。30代の約半分を税理士資格の取得に費やしたことになります。最近になってこそブログを再開したりしていますが、この5年弱の間自分の時間をほぼ全て資格取得に捧げました。税理士になるのならもっと早くに、20代のうちから勉強をしとけば良かったのかなぁ...
楽しむことしか考えてない20代があったからこそ、30代半ばからの税理士資格取得を... - My タックスノロジー

元々自分は明らかに「楽な方」にいたと思います。

試験勉強というのは、多かれ少なかれ苦痛が伴うものです。。
(もちろん、100%楽しんでいる方もいると思いますが、私はそうではありませんでした。)

しかし、それに耐えて努力しないと絶対に結果は出せないと思います。

私は税法2科目を免除することにしたので、試験は3科目しか受験していません。

それでも相当大変でした。

試験勉強の苦痛に耐えれるようになるためには、やはり継続が欠かせません。

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1、毎日勉強

強制力を働かせる

勉強を継続するためには、仕事と同じで習慣化しなければなりません。

毎日必ず仕事に行く習慣があるのと同じ感覚で、毎日勉強するということです。

自分に強制力を働かせるために、ストップウォッチを持ち歩き、勉強時間を計ってました。

税理士試験では、制限時間内に問題を解かなければなりません。常に時間を意識することになります。私は「問題を解く時間の計測」にストップウォッチを使ってました。また、同時にストップウォッチを「日々の学習時間の記録」のためにも使うようにしていました。1、問題を解く時間を計る、答練・本試験での経過時間を計る簿記論の勉強を始めた当初から、トレーニングの問題や答練を解くときに、かかった時間を計るためにストップウォッチを使いました。予備校の問題集に何分以内に解くべき問題か、「制限時間」が書いてあります。問題の...
税理士試験の勉強でストップウォッチをフル活用する、勉強時間をExcel(エクセル)... - My タックスノロジー

一週間ごとの勉強時間の目標を立てて記録するようにすると、それを達成するために勉強を継続することができました。

8月の試験後の期間以外は、毎日勉強しました。

遠出するときも勉強できるようにしておく

遠出するときも、勉強できる環境を整えておきました。

常にテキストや理論マスターと勉強時間測定用のストップウォッチを持ち歩くのです。

通信制大学院の入学式で下関まで行く日もこれらを持って行き、新幹線の中ではずっと理論マスターを見てました。
新幹線の中だけで、片道5時間ぐらいは勉強できたと記憶しています。

せっかく下関に来たのだから、観光もしたいと思い入学式の前日に関門海峡に行きましたが、バス停で待っている時間や、道中のバスの中では理論マスターを見てました。

また、職場の社員旅行のときも勉強道具は持っていき、夜に旅館の休憩所で理論マスターを眺めてました。

2、息抜きは必要、丸一日遊んだ日でも少しは勉強する

全く休まないと肉体的にも精神的にも参ってしまいます。

息抜きは必要です。

日々の息抜き

私の場合は、日々の息抜きはYoutubeで動画を観ることでした。

小刻みに休憩時間を作り、10分くらい動画を観てリフレッシュして、また勉強をするのです。

動画といってもドラマや映画のように、時間を要するものは観ずに、短時間で済むものを観てました。

過去のドラマやアニメ、ニュースの一部を編集したものがYoutubeにたくさんアップされています。

これらを観て日々の息抜きをしていました。

丸一日遊びに行く日もあった

たまには、丸一日外出して遊びに行くこともありました(勉強道具は持って行かずに)。

そんな日でも、家に帰ってきたらわずかな時間でも必ず勉強するようにしていました。

一日フルに遊んだりすると楽しい余韻が残ります。体も疲れています。

「今日ぐらい勉強はいいやっ」って思ってしまいます。
そういう日は何もやらずに休んだ方がいいという考えもあるかもしれません。

それでも自分は、10分でも20分でも勉強することを選びました。

自分の場合、休んでしまうとずるずる行ってしまう気がしていたからです。

「一日ぐらい勉強はいいやっ」って思っていても、1日が2日になり、2日が3日になり、3日が4日になり、、、、、、
というパターンに陥ってしまいそうだったから、わずかな時間でも勉強することにしました。

3、まとめ

人間どうしても怠けやすいのだと思います。

自分自身がそうだからよく分かるのですが、どうしても「楽な方」に流されそうになります。

冒頭にも書いたように、税理士試験の勉強をはじめるまでは自由時間は遊ぶことばかり考えていました。

それでも、税理士試験での勉強は継続することができました。

意識を高めて、継続する仕組みを作ったからだと思っています。

過去に何かを継続しようと思っても挫折することはよくありました。

・バイト
・スポーツジム通い
・スキューバダイビング

など数え上げればキリがないです。

本気度と継続する仕組みが欠けていたからです。

実際、ものごとを継続できる人は少ないのだと思います。

何かをはじめよう! と思った瞬間は熱くても、だんだん熱が冷めてしまったり、また、そもそも何かを継続すること自体に多かれ少なかれ苦痛や苦労が伴うので。

ですので、何であっても継続できている人は凄いと心から思います!

試験勉強は、本当に様々な犠牲が伴いしんどいものです(><)

しかし、今思えばですが、長い人生の中で見れば、数年間の少しの間だし、そういう期間があっても良いのではないかと思います(勉強の真っ只中は、なかなかそうは思えませんでしたが)。

試験勉強中もたまに遊ぶと楽しいです(当たり前)。

ただ、普通通りに遊んでしまうと試験勉強から意識が離れてしまいます。

自分自身、何度もそういう誘惑にかられましたが、勉強に意識を持っていくように踏ん張りました。

人間「楽な方」には一瞬で戻れてしまうのだと思います。

しかし、一度「楽な方」に戻りきってしまったら、もう一度勉強の習慣を身に付けるのは容易ではありません。

下手すると二度とモチベーションが上がらないかもしれません。

税理士試験の勉強をされている方は本当に大変だと思います。

しかし、試験勉強中の限られた期間だけは試験勉強を第一優先にして、耐えて耐えて頑張って頂きたいと思います。

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