はじめろぐ

静岡大学で税理士による租税講座、所得税(確定申告制度)担当

セミナー・講演の実績はこちらになります。

静岡県三島市の税理士、松井元(@hajime_matsui)です。
こんにちは!

2021年11月30日に『税理士による租税講座』の講師として、静岡大学の人文社会学部3年生の学生に向けた講義を担当させて頂きました。

時間は 12:45~14:15 の90分。大学での講義は初めての経験です!

コロナ渦のため、学生は講義室での受講と録画を視聴しての受講と選べるというものでした。講義室の受講生の人数は少なめでしたが、それでも楽しくお話しさせて頂きました!

スポンサーリンク

税理士による租税講座とは

今回、静岡大学で講義をさせて頂くことになった経緯は、

日税連と東海税理士会が、大学と連携して税理士を目指す人や税理士事務所に就職する人の数を増やすことを目的として大学で開設している講座の講師を担当させて頂くことになったからです。

学問的な部分だけではなく学生が税理士業務に興味を示してもらえるような、実務家ならではの講義をしてほしいというものでした。

10月~1月の間で全14回の講義があり、毎回講義を担当する税理士が変わります。静岡大学での講義なので、地元の静岡県内の支部に所属する税理士が各講義を担当することになっています。

私の担当は、第8回目で内容『所得税(確定申告制度)』についてでした。

講座の内容、所得税(確定申告制度)

所得税の確定申告制度についてですので、テーマとしてはやりやすい内容でした。

ただ、所得税法の学問的な内容については、どうしてもベタな内容になります。

誰が講義を担当しても所得税の計算式、確定申告の仕方など伝える内容は決まっておりますので、自分なりにどうすれば簡単に分かりやすい説明になるかということを意識しました。

もう1つ、税理士業務に興味を示してもらうためにどう実務家目線を入れ込むか? ということについては、自分自身の経験を元にした話をしました。

税理士を目指した経緯、税理士になる過程、税理士実務の内容といった自分が経験したことをベースにお話しすればオリジナリティを出せるだろうと思ったからです。
(事前にいただいていた学生に対するアンケート結果を見ても、税理士としての経験を聞きたいという意見が多かったです。)

目次は以下です。

〇税金とは?
〇所得とは?
〇所得税の計算
〇確定申告制度
〇大学生の確定申告
〇税理士の仕事

最後の章『税理士の仕事』のところで、先に書いた自分の経験をたっぷりと入れ込んだ内容をお話ししました。

・理系出身で元大手メーカーのエンジニアが税理士を目指した経緯
・税理士になるまでの過程がどれだけ大変だったか
・税理士になってどのように仕事をしているか

大学3年生が対象でこれから就職活動をすると思いますので、会社勤めした経験と脱サラして税理士になった経験をお話しすれば、多少なりともこれからの人生の参考になるだろうと思いました。

やはり自分の経験を話すときが、一番熱が入りますね!

学生から質問もしていただけて、うれしかったです。
(これまでの8回の講義で、学生が質問したのは初めてだったとか ^^)

まとめ

大学での講師という初めての貴重な経験をさせて頂きました。

話す仕事はこれからもどんどんやって行きたいので、お話しがあったときにはできる限り引き受けようと思っております。

次は、12月14日に商工会議所でインボイス制度セミナーの講師を担当させて頂きます。

準備はそれなりに大変ですが、またまた楽しみな仕事ですね!

セミナー・講演の実績はこちらになります。
モバイルバージョンを終了