はじめろぐ

情報を集めること、自分の頭で考えること、両方できる人になりたい

インターネットが普及し出したのは、私が大学1年生の頃(1998年)からです。

当時はまだPCが1人1台の時代ではありませんでした。

私が自分用のPCを買ったのは、大学3年生の時でした。

PC でインターネットを使ってはいたものの、まだ何でもかんでもインターネットで調べれる時代ではありませんでした。

バイトを探すときには、プロムAやanという雑誌を買っていましたし、飲食店のことを調べるために東海ウォーカーなとの雑誌を買ったり立ち読みしたりしていました。

それから、徐々にインターネットで調べものをする割合が増えて行きました。

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1、インターネットの時代、情報はいくらでもある

今は、インターネット上に情報が溢れかえっています。

インターネットを使わないという人は殆どいなくなりましたし、何をするにもまずはネットで情報を調べようとします。

まずはググる!!

Google 先生とはよく言ったものですね!

どこか出かけるにも、アクセスの仕方は Google で調べますし、ご当地グルメの情報もいくらでも出てきます。

就職活動をするときも、企業の仕事内容や年収などの情報はネットで調べれます。

仕事でもそうです。

税金のことで調べたいことがあれば、誰かがブログで条文の解説をしてくれています。

Excel の使い方についてもいくらでも出てきますし、VBA のプログラミングコードもたくさん転がっています。

Facebook や Twitter でも流れるように情報が入ってきます。

少し前と比べて、情報量は間違いなく増えました。

自分が意識してさえいれば、情報はいくらでも取れる時代と言えるでしょう。

2、情報を鵜呑みにしない、自分の頭で考える

普通に生活している人であればインターネットを通して、誰でも同じ情報が手に入ります。

検索順位が1位のサイトには誰もが行き着きます。

人との繋がりによる情報収集となれば、また別だとは思いますが、インターネットを通した情報収集という点では差がつきにくい世の中なのではないでしょうか。

では、人の力はどこで差がつくのか?

私は「考える力」だと思います。

情報を集めたら、集めた情報をどう活かすかです。

同じ情報を集めれても、考える力の差でアウトプットが変わってくるでしょう。

例えば、税理士試験の勉強方法や税法2科目免除大学院については、たくさんの方がブログを書いています。

受験しているときは大変ありがたく読ませて頂きました。

読んで学んだ勉強方法で、真似すべきと思ったところは真似して、これは自分のやり方の方が良いと思うところはそのようにしました。

そのためには情報を見たら、それをもとに考えることが必要です。

情報を鵜呑みにすればいいものでもありません。

人の勉強方法を真似するなら、

「真似することが合理的だから真似する」

と、自分の頭で考えて判断することが大事です。

真似ではなく、エッセンスだけを学んで、自分のやり方にアレンジすることだってありました。

そういう場合にも、やはり考えることをしなければなりません。

予備校の先生が言うことは、100%信じることにしました。

でも、最初から何も考えずそうしたわけではなく、予備校に詳しい他の方からの情報も入手した上で考えて、そうすることが税理士試験合格への近道だという結論に至ったからです。

また、税理士になるために最初から大学院で税法2科目免除免除を受ける前提でしたが、それも自分なりの考えがあったからです。

5科目合格でなければ意味がないと考える人と、院免は全然問題がないと考える人両者の意見がネット上には溢れています。

自分の過去の経験から言えば、ビジネスで最終的に大事なのは実務能力です。

実務能力は実務の中でしか身に付きません。

資格取得の過程が5科目合格でも院免であっても、実務能力に差がつくものではないと考えました。

そういう考えから、早々に大学院に入る決断をしました。

3、「考える力」はいつの時代も大事

「孫子の兵法」が現代でも読まれていることは、考えるためのメソッドは陳腐化しない!ということを物語っているのではないでしょうか。

孫子は紀元前の人物ですからね。

これだけ情報が溢れた時代でも考える力は大事です。

エンジニア時代に考えることの大切さを学びました。

トヨタ系の会社にいたので、

・なぜを5回繰り返せ
・改善

など、日頃から仕事の中で考えることを鍛えられました。

業務の中で何をするのにも、周囲を説得できるだけの理由が必要な世界でした。

知っていること、調べたこと、見たもの、聞いたことなどの与えられた情報をもとに、自分の頭で考えて説明できる能力が求められました。

「考える力」のことを、地頭力という言葉で説明されている方がいます。

考える力を鍛えるために何をすればいいか、が書かれた自分にとっての名書です。

何回か読み直しました。

例えば「日本に電柱は何本あるか?」という質問に対して、何も見ずに答えなければならないような場合、
考えて答えなければならないわけですが

どのようにして答えを考え出すのか、その方法が書かれています。

情報は陳腐化してしまうものもありますが、「考える力」はいつの時代だって必要なものです。

それは日々訓練しなければなりません。

4、まとめ

ついつい考えることを怠ってしまうことがあります。

日々の業務の中でも考えるべきことはたくさんあります。

新たなサービスをどのように作り出すか?は、これからの時代どの会計事務所にとっても考えるべき課題でしょう。

また、ルーチンワークであっても、いかに効率化するか?など考えるべきことはあります。

考えることがいらない仕事なんて存在しません。

情報の収集は大事ですが、考える力をしっかりと維持して高めていきたいと思います。

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