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楽しむことしか考えてない20代があったからこそ、30代半ばからの税理士資格取得を頑張れた!!


私は税理士の資格を取るにあたり、税理士試験の受験資格が無かったので、まず簿記1級の勉強から始めました。

・簿記1級の勉強を本格的に開始したのは
34歳になったばかりのとき

・税理士試験の3科目合格と大学院の修士論文が完成したのが
38歳と9ヶ月のとき(ちょうど今)

です。

5年弱。

30代の約半分を税理士資格の取得に費やしたことになります。

最近になってこそブログを再開したりしていますが、この5年弱の間自分の時間をほぼ全て資格取得に捧げました。

税理士になるのならもっと早くに、20代のうちから勉強をしとけば良かったのかなぁ??、、、と考えたこともありました。

しかし、昔の自分を思い返せば20代の楽しい時期に難関資格に挑む発想など微塵もありませんでした。

仕事以外の自由になる時間は遊ぶことしか考えていませんでしたからね。

今20代に戻っても、もう一度同じことを繰り返す気がします(笑)

むしろ、楽しく過ごすことしか考えていない20代だったからこそ、30代になってからの資格取得を頑張れたのだと思っています。

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1、20代の頃の時間の過ごし方

会社に入った頃から、何となく一生サラリーマンでいるのは嫌だと感じていました。

しかし、具体的に何かやりたいことがあったわけではないし、将来に向けての準備をすることもありませんでした。

ビジネス書や雑誌を読み漁り、独立した人の話を読むと何か元気が湧いてくる感じでした。

技術者としての「仕事そのもの」は楽しかったので、日々スキルを身に付けることに必死でした。

会社で自分が所属していた部署は激務だったので、平日の帰りは10時、11時がざらでした。日が変わることもありました。

そんな仕事づくめの平日の反動で、金曜の夜と土日はとにかく気持ちを発散することしか考えていませんでした。

金曜日の夜は仕事が終わるのがどれだけ遅くても飲みに行っていました。

夜になったら、同期に一言社内メールで「行きますか?」と飲みの誘いを入れるのです。

そうすると「OK 10時」とか返ってくるので、それで飲み確定。

よく飲みに行くメンバーとはやりとりも阿吽の呼吸でしたね(笑)

また、金曜の夜一人で漫喫にこもり真夜中まで漫画を読んでいることもありました。

土日は合コン、社会人サークル、一人旅、カラオケと、、まぁだいたいの週末はこんな感じのことやって過ごしていました。

土曜の夜、名古屋で飲んで会社の寮がある刈谷まで終電で帰ることが多かったです。

終電の中は自分も含め、酒の匂いが満ちているんです(苦笑)
そんな電車にも乗り慣れていました。

終電を逃したときは、名古屋駅のレジャックの上にあるカプセルホテルに泊まったりしていました。

30歳で結婚してからは、妻と一緒に社会人サークルを立ち上げて、月に1回は土日にイベントを設定してメンバーと遊んでいました。

飲み会、バーベキュー、カラオケとメンバーを集めて運営するのも楽しかったです!

2、30代になってから人生本気で考えるようになる

そんな感じで30過ぎくらいまでは、自由時間は遊ぶことばかり考えて実行していました。

机に座ってやる勉強は、社会人になってからは全くと言っていいほどやっていませんでした。

こんな風に過ごす一方で、会社を抜け出したいという気持ちは日に日に募って行きました。

先にも書いた通り、一生サラリーマンで過ごしたくはないという思いは新人の頃から持っていたのですが、色々なことがあり30歳過ぎてしばらくした頃にその気持ちがピークに達したのです。

技術者としての仕事そのものは楽しかったのですが、会社の中の自分の立場、組織などには不満を感じてました。

数年間にわたりさんざんに悩み迷った末に、実家が会計事務所をやっているので戻り税理士資格を取得することに決めました。

社会人になってから勉強のべの字もやったことが無かったので、机に長時間座っているのは最初は苦痛でした。

これまで、遊んでいた時間は全て勉強に費やさなければなりません。

しかし、家族をはじめ周囲に大変な迷惑をかけた末に決断したことだったので、ただしんどいというだけで止めるわけにはいきません。

大企業を辞めて税理士になる道まで諦めてしまったら、人生終わってしまう。。。と必死になって自分に言い聞かせました。

遊んでばかりいて楽しかった20代
もう自分は人並みには遊んだのだから、これからは人生を本気で考えて今やるべきことをやろう!! と必死になりました。

3、まとめ

20代のうちから税理士になるつもりで勉強をはじめていたら、今頃もうなっていたのかもしれません。

大学時代の友人で、何人か在学中に弁護士の資格を目指している人がいました。

周りが遊んでいる中、予備校に通い勉強しているのは凄い!!と本当に感心しました。

しかし、当時の自分が同じことができたか??と考えると、やはり無理だったと思います。

たとえ、同時期に彼らと同じように資格取得に挑戦していたとしても、自分の場合は周囲に流され遊んでしまい、途中でやめていたでしょう。

普通の20代の人々と同じように楽しく遊んで、社会人として色々な経験をした上ではじめて資格取得を考えたので、自分にとってはそれがしかるべきプロセスだったのだと思います。

普通の楽しい20代を過ごして満足しなければ、30代半ばから資格取得をしようとは考えなかったと思います。

「様々な経験を踏まえた上で至った資格取得しようという決断」

それが自分が資格取得の勉強をするに至った経緯です。

先にも書いた通り、もう一度20代に戻れば同じことを繰り返すでしょう(笑)

資格取得に至る経緯は人それぞれ
・在学中からはじめる人
・社会人になって数年経ってからはじめる人
・自分のように30代半ばからはじめる人

はじめるタイミングに正解は無いのだと思います。

あの時にやっとけばよかった。。って誰でも思うことはあるかもしれませんが、そのときはそのとき、今は今。

過去の経験があるからこそ、それを踏まえて今があるのです!