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税理士試験 全国公開模試が上位5%以内(S判定)だったときでも、本試験はいつもギリギリで合格だった件


税理士試験についてのまとめはこちらです!

税理士試験㈱の受験当時の予備校の全国公開模試の結果を取り出してみました。

財務諸表論に合格した年(2014年)
国税徴収法に合格した年(2015年)

両方とも上位4%以内に入ってました。

合格見込みの判定は、S判定(A判定より上)

しかし、タイトルに書いたようにどちらも本試験ではボーダー超えがやっとこでした。

ギリギリの合格です(・・;)

ケアレスミスあと1つでアウトといったところでしょうね、、、きっと。

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1、全国公開模試と本試験の違い

予備校の教材はかなり勉強しました。

受験専念の人と比べたらどうか分かりませんが、働きながら受験している人の中では勉強時間は多い方だったと思います。

その甲斐あって、予備校の成績は割と順調に伸びていきました。

最初の年(2013年)に簿記論落ちてるので、どんなに予備校での成績が良くても全く油断はしませんでした。

それだけやってもなぜ、本試験では点がとりにくいのか??

おそらく、予備校の問題は教材をベースに作られてるので、与えられた教材を勉強すればするほど成績が伸びるのに対し、
本試験では、どんなに頑張っても正解できない問題が含まれているからだと思います。

・意図が分からない問題
・難しすぎる問題
・見たことのない問題

などその場で臨機応変に解くなんて、少なくとも自分には無理です。

本試験ではいつも簡単な問題しか解けませんでした。

2、本試験では合格最高点と最低点の幅が狭い

全国公開模試など予備校の問題では、上位と下位の点数の差はかなり大きいです。

しかし、本試験では上位と下位の点数の差は縮まるのでしょう。
先にも書いた通り、本試験ではどんなに頑張っても正解できない問題が含まれているからです。

おそらく、1年間ちゃんと勉強してきた人が、ボーダーライン前後に集中します。

その団子から抜け出すのは容易ではありません。

どんなに予備校の成績が良くても、本試験の前では全く安心などできません。

3、簡単な問題の見極め、ケアレスミス対策

本試験では上位と下位で点数の差が付きにくいからこそ、解ける問題解けない問題の見極め、ケアレスミス対策は重要になります。

誰も解けない問題を解いてやる! っていう攻めの姿勢で臨むのではなく
解ける問題を確実に解いて、守って守って守り抜かなければなりません。

極論を言えば、他の合格レベルの人が解ける問題を自分もミスせずに正解して、後は天に祈るだけ!
ということになります。

どれだけ予備校の成績が良くても本試験では、団子状態の中に入ることが多いです。

それに、この試験、、、、合否にはどうしても運も関係あるでしょうし。。

そうは言ってももちろん、日々の予備校の勉強は大切ですよ!
それを怠ったら、本試験では箸にも棒にも掛かりませんし。

まず本試験で勝負できるようにならなければならないので、日々の学習はしっかりやって頂きたいと思います。