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Excel(エクセル) 画面の下側を有効活用する、最大値・合計などの把握、表示の切り替え、シートの拡大縮小


Excel(エクセル)で何かの操作を行うときは、画面上部のタブ(リボン)から該当する処理を選択して行うのが普通です。自分も普段そうしています。

ショートカットキーを使うことも多いです。

さて、Excel には画面の下側にもステータスバー、表示切り替えボタン、ズームバーがあり、これらも意外と便利に使えるので紹介したいと思います。

各部位の位置はこのように↓なっています。

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1、ステータスバーに選択したデータの情報(平均値・最大値等)を表示させる

次のような月々の売上高と売上原価の表があったとします。

例えば1年間の各月の売上高について、最大値、合計などの情報を手っ取り早く知りたい場合があるでしょう。

これらの情報をステータスバーに表示させることができます。

ステータスバーの上で右クリックをして、以下の赤い四角で囲った中で把握したい項目にチェックを付けましょう。
平均、データの個数、数値の個数、最小値、最大値、合計 の6つを選択できます。

とりあえず、全ての項目にチェックを付けます。

この状態で、1年間(12ヶ月)の売上高のデータ(セル「D6~D17」)を選択すると、画面下側のステータスバー上に先ほどチェックを付けた6つの項目が表示されます。

どのようなデータを選択するかにもよりますが、この例のように1年間の売上高のデータであれば、最小値、最大値などを手っ取り早く把握するのには適していると思います。

2、表示切り替えボタンで印刷範囲を簡単に変えれる

通常、Excel の画面は標準の表示になっていますが、プリントアウトする際の印刷範囲を変えたい場合などには表示を切り替えます。

画面下側の表示切り替えボタンですぐに変えることができます。

「改ページプレビュー」を選択すれば、青い枠線で囲われる範囲を変更することによって印刷範囲を変えることができます。

3、ズームバーでシートの拡大縮小の操作ができ、倍率を把握できる

画面下側の一番右にはズームバーがあります。

「+」「-」をクリックする、あるいは「+」と「-」の間にある縦棒「」の位置を変更することで、シートを拡大縮小することができます。
(Ctrl キーを押しながら、マウスのホイールを上下させることで、シートを拡大縮小することもできます。)

また、横に倍率も表示させるので微調整したい場合などは確認しながら調整すると良いでしょう。

4、まとめ

Excel 画面の下側も意外と有効活用することができます。

特にステータスバーへの最大値・合計などの表示は大量のデータを処理する際には、上手に使えば便利でしょう。

日々の業務で、使える場面があれば是非使ってみることをお勧めします。